毎月1回開催しているマインドフルラーニングの学習スタイル認定コーチ向けのフォローアップ講座。
今月は大分県で発達障害専門塾を運営している作業療法士で、学習スタイルコーチでもある津田憲吾さんのお話でした。
   
大人にとって「困った存在」と思われがちな子どもは、
教室で寝ている子、
遅刻ばかりする子、
忘れ物が多い子、
集中しない子ども、です。
   
本当に彼らは「困った存在」なのでしょうか?
   
実は「本人が困っている」のではないでしょうか?
   
「本人が困っているかもしれない」という仮説を立てて接するのと
「怠惰でだらしなく自分に甘い」という視点で接するのでは180度、私たちの声掛けが変わってきます。
当然、子どもとの関係性も変わってきます。
   
マインドフルラーニングの学習スタイルコーチは、全員が「本人が困っているに違いない」と言う位置に立って、見込みを立て、アセスメント(観察をしていく)という認識です。
   
アセスメントの中に、セルフポートレート™が、声掛けにコーチングの手法を取り入れています。
より視野を広く持ってアプローチできるように、発達特性や、子どもの環境要因を考えたり、参加、行動についての切り口を学びました。
   
画像の感情ゾーンの表は津田さんが作成して自由に使ってくださいと、共有してくれました。一般的に「とっても嬉しい」とか「ワクワクする」は、ポジティブに捉えられることが多いですが、実は子どもの感情で言うと「レッドゾーン」や「イエローゾーン」。アドレナリンが出過ぎてそのあとパニックになってしまうことがあるので、そっと声かけをするタイミングです。
   

フォローアップ講座の内容は濃く、多くの子育て人育てに携わる大人に届けたいので、そろそろ公開講座を検討したいところ。
参加してくれているメンバーの安心安全が担保とどう両立させていくかを考えると、当面はクローズドの勉強になりそうです。
   
🍀学習スタイル認定コーチ養成講座に参加しませんか?
8月スタートの13期は満員御礼。
14期残席一名で募集中です。
https://mindfulkosodate.com/coach/