先週のアンコンシャスバイアスに引き続き、NPO法人ハートフルコミュニケーションでファシリテーションをします。
一年越しの提案が実り、ハートフル初の「哲学対話」です。
参加してくださるのはチーム湘南と、医療に携わるお医者さまや看護師さんのメディカルワークチームの皆さん♪
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これまでの教育では間違いをしないように、「正解」を探すように、育てられてきました。
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受験の制度もようやく徐々に変わってきていますが、
まさに受験の目指すところは「間違いをしないこと」です。
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実際に子どもが大人になり社会に出ると答えのない問題ばかりに直面します。
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その時に私たちは「対話」という手法で意見、バックグラウンド等の違う多様な人たちと話し合うこと、また自分自身が考えるという習慣が大切だと考えています。
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哲学対話は、難しい話をするのではなく、答えのない問題について安心安全の場で語り合うオンラインの場です。
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聴いてくれる存在がいる中で、自分が語るという体験で多様な人と語り合います。
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わからないことを増やして考える習慣をつけるきっかけになります。
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1980年代に欧米諸国でP4C(philosophy for children)が学校の授業で広まり、
近年日本でも「哲学対話」が注目されています。
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そのプログラムを導入している学校もあります。
企業研修でも導入し、教育訓練期間中の店舗同士のつながりのきっかけになったという意見を頂きました。
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今では社内にファシリテーションができるコーチを養成し、定期的に「哲学対話」を社内で実施してくださっています
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明日は集まったメンバーで話し合ってみたいテーマ、
例えば「幸せとは何か?」「結婚って何?」のようなものを出し合って、投票でテーマを決めます。
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答えを出すのではなく哲学対話の後には逆に「もやもや」が増えます。家庭で、職場で、実践いただけたら嬉しい。
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そんな体験を提供できるのは、私の活動の原点なのでありがたい機会です☘