海外を駆け巡るビジネスマン。
仕事のツールとしてスマホ、PCは必需品です。欧米諸国の都市部に行けばカフェやホテルではWi-Fiが使えるのでラインやFacetime、Facebookのメッセンジャー、Skypeでカメラや音声を利用したコミュニケーションが無料で手軽でできます。
家族や友人ならばそれで十分ことが足りるのですが、ビジネス上で電話通話が必須なシーンも。例えば「MTGに遅れそう」「外出先の待ち合わせ場所」などなど。

空港の海外携帯電話を借りれば一発解決ですが、高いし、いつも使っているスマホが便利だし何とか工夫したい。そんな皆さんに2つ案があります。

1:Simカードを入手する

皆さんのスマホは購入時に「Simカード」を装着され始めて電話やでデータ通信が開始できます。そして2015年5月からはSimロック解除が義務付けられました。つまりスマホを購入した大手キャリア以外の通信会社から格安プランでスマホが使える時代になったのです。その自由化を逆手に取り海外でもSimロック解除をしたスマホかシムフリーの携帯を持っていけば現地の空港や街中で自分のスマホが現地で利用できる格安のスマホに早代わりするのです。値段は使用期間やデータ量によって違います。よく電話をかけたり通信データを使用する人であれば海外ローミングの10分の一のコストで済む場合が多いです。シンガポールに8日間ほど出張したときには飛行場で購入したシムカードにお世話になりました。因みに電話番号は現地の電話番号となります。Simロック解除の仕方は店舗やネット検索で簡単に見つけられます。

2:契約キャリア海外プランを再確認
シンガポールの出張はよかったのですが、米国は通信帯域が非常に複雑なのでお得なプリペイドSimがないです。料金がそれほど安くなく、通信状況もあまりよくない。唯一お勧めできるのがネットから購入できるH2O Wirelessというカードになりますが、自分の持つ端末がSimロック解除されていることが第一条件。しかも配送となるため時間がかかります。現地でAT&TのSimを購入するか、携帯を別レンタル(高額ですが)、かホテルやカフェなどでのWifiで利用するのみにとどめる、が無難ではあります。

ソフトバンクユーザーには現在期間限定で「アメリカ放題」というプランがあり、ソフトバンクのHPの「アメリカ放題」の手順に従って手持ちのスマホの設定を変えていくと現地では’Sprint’という通信会社のネットワークを使い放題となります。地域によってはつながりづらいところがあるようですが、今回は自分の番号をそのまま使用ができるこの「アメリカ放題」で出張に望むことにしました。これらの情報は勤務先の詳しい男子高校生からアドバイスをもらいました。私たちよりはるかにネットの世界は詳しいヤング世代は頼りになります。