月1度(株)マインドフルラーニングが学習スタイル認定コーチに向けた「学びのアップデート」のために開催しているフォローアップ講座。
組織開発の研修で私自身が最も大切にしているのはスキルはあくまでも補完的なものということ。
自分自身がこうありたいと願う一人一人の共有ビジョンの延長に、学びが合ったり、日々行っていることがないと意味がないと考えています。そしてそれは絶えず自分自身をアップデートすることによって手に入ること。
そんな場を提供したくて月1度の開催を続けています。
今回の講座では自分に合ったお片付けスタイルについて、インプット(しまう)とアウトプット(モノを探す)と右脳と左脳の関係について学びました。その大前提として、子ども自身が片づけを「自分事」にする工夫が必要。
例えば部屋が汚くて困っているとか、効率的にモノを見つけたいという欲求「Want」を掘り出したものに寄り添わない限りそれはただの押し付けになってしまいます。お母さんお父さんの考える使いやすいお部屋になっても使ってもらえないという事です。
この考えは、これまでセルフポートレート™を使った学習法やコーチングで私たちが大事にしていたことでした。
この学び方は’ママ’にとっては有効だったけれど’ワタシ’にとって有効ではない、目指しているモノではないというところに乖離が生まれます。個別最適化で最も重要なのは相手の感情に寄り添って考えてみる事です。
人は変化をしたいと願っているものの、変化させられるのは嫌がります。
大切なのはまずは’ワタシ’はどうしたいのか、自分自身に問う事。
そして
子どもに’どうしたいのか’問う事です。
自分を大切にするから他者を大切にできる、セルフアウェアネスから始めたい、そんなことを考える時間でした。