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微力ながら関わっている子育てNPOの特別会員向けに、「アンコンシャスバイアスワークショップ」を開催しました。ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
コーチング界では聴きなれた言葉になりつつある「アンコンシャスバイアス」とは、無意識の偏見のこと。
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学習スタイル診断とコーチングの仕事を20年余り行っていますが、コーチングには「リフレーミング」という言葉があります。例えば、「落ち着きのない子ども」、、は「エネルギッシュ」、「興味のあることしかやらない人」、は「集中力がある」、「自分の好きを知っている」、などです。
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つまり私たちは一つの事柄にいろいろな見方を持っていて、色眼鏡をかけています。
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先日テレビを見ながらあるタレントさんが、女性タレントにこういいました。
「あなたのお子さんは女の子だから、ザリガニ釣りはしませんよね?」と。無意識に、女の子はザリガニ釣りをしないと考えていたのです。
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無意識だからこそ、つい言ってしまう偏見について、学びを通して気づくことは大切だと考えています。
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バイアスには、いろいろな種類があることを学びました。
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例えば
「ジェンダー」「人種」「年齢」などの属 性を無意識に「能力」に結び付ける「パフォーマンスバイアス」。
男性の方が女性よりも雇用し甲斐があると思われるバイアスです。
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「親和性バイアス」は自分と似た人の方がより親しみを感じやすい、好感を持ちやすいという無意識の傾向のこと。
わたしが以前オンラインハイスクールでコーチを採用していたときに積極的に子育てをしている女性を採用していたのは、この親和性バイアスがあったからだと気が付きました。
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ただ、バイアスが必ずしも悪いものではありません。
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自分の経験力、即断即決するときには有効な場合もあるからです。
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大事なのは、自分の中にあるバイアスに気が付くこと。意識さえすれば、再度やってしまう可能性が下がったり、修正したり、謝ったりすることができます。
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ファシリとしていただいたフィードバックは
バイアスに気が付く3つのセルフチェック時に、事例を入れてお話しすることでした。
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今月も学びのアップデートは続きます。
生涯学習者、ライフロングラーナー、更新中です。
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*非営利目的に限り、株式会社メルカリがアンコンシャスバイアスの資料を公開しています。

https://about.mercari.com/press/news/articles/20210225_unconsciousbiasworkshop/