インターナショナルスクールオブ長野の英語で開催する2回目のオンライン学習スタイルの研修が無事に終わりました。一度4月に訪問をさせていただいた時にTeacher’s MTGに参加させていただいたり、授業を見学したりして、顔見知りの先生方も増えリラックスして臨みました。3歳から小学校高学年の担任をしている先生方の参加でした。
IBベースのカリキュラムのISNでは、既に「一人一人は違う」という考えのもと、学習スタイルの概念に近いことをされていることも分かり「教える」というよりは「チームで一緒に考える」研修を心掛けました。
2時間後にはグループごとにプレゼンテーションをして、早速各クラスに試してみたいことを紹介し合いました。また講座最後の一人一人のチェックアウトでは、言語は違えど共通する考えは世界共通だと改めて感じるひと時でした。
今日の先生方の感想/チェックアウトから一部ご紹介します。
- これまでは自分の得意な優位感覚で生徒に教えていることが多かったことに気が付いた。自分が挑戦したことがない優位感覚の教え方に挑戦したい
- 触覚型(Hands-on)の活動やグループ活動をクラスの取り入れたい
- 朝読書が20分間本を読むだけになっていたので、ピクチャー型の生徒のためにショートムービーを流してディスカッションをする時間を試してみたい
- 子どもたちに静かにしてほしい時に言葉で注意するだけでなく、絵や文字で指示してみたい
- 英語のフレーズを覚えてもらうための歌をたくさん用意したい「~please ♪」などなど
- 問題解決の方法を教えるときに台本を書いて、ロールプレイをさせてみたい
- これまで目を見て話を聞いていなかった子どもは実はよく授業を聞いていたことに気が付いた。聴覚優位の子どものために本をただ聴くという体験もしてもらいたい
- これまでは文献を読んだりそれについてディスカッションが多いクラスだったので、文献を教室に張り付けて宝探しのようにして学ぶような、体を使う活動をもっと取り入れたい。
などなど、早速試してみたいことを教えてくれました。
次の研修は1か月半後です。どんな実践をして、その結果どんな反応が子どもたちからあったか、今から聞くのが楽しみです。