東京駒込の聖学院中学高等学校にお招きいただき、「学習スタイルコーチングメソッド」の研修を先生方に向けて行いました。
新年度に向けた先生方のチームビルディングと新学年を迎える生徒たちのために学びの時間を、とご依頼をいただきました。

昨年後半から何度か教頭先生方と打ち合わせをして、訪問をする中で先生方の目指す方向性や色々な学び方がいる生徒に気が付いていて、それに合わせた授業を工夫しているお話を伺いました。


打ち合わせの中で、数値では測れない才能を子どもの中に見ていることに共感し、子どもの個別最適化の学びのための試行錯誤されている中でわたしがお手伝いできることがあると考えました。
先生方には事前に「学習スタイル診断」を受けていただき、研修中にレクチャーと少人数の対話を繰り返しました。チェックインではお互いの意外な面を発見したり、自己開示が自然発生的に起きる温かい場となりました。

最後のチェックアウトでは、新年度に向けて、一つ早速やってみたいことについてそれぞれに宣言していただいて終了となりました。お互いの意外な一面をみてこれからの学年運営に役立てたい、というご感想や、生徒に「安心安全の場をまずは提供したい」、「先生」としてではなくて一人の人間として子どもたちに関わりたい、色々なタイプの子どもがいるから、学年全体で子どもを見守れる制度を考えたい、などの感想を頂きました。これから新学年を迎える先生方の子どもと関わるときの一つのヒントとなっていたら嬉しいです。