女優の真矢ミキさんが50代で高卒認定(旧大検)に挑戦し、無事に合格したことが話題になりました。
兼ねてから日本は一度進路を決めてしまうとそのままの人生を歩むしかないことが多く、このニュースに勇気づけられた人もいたのではないでしょうか。
大人になってから初めて学問がしたいと思うことがある。
大人になってやっと自分に向いた職業がわかることがある。
そんな土壌が日本でも許容されるようなきっかけになることでしょう。
2004年からの米国滞在時代にはボスニアヘルツェゴビナ出身の知り合いママがいました。
アメリカで立派に看護婦として子どもを育てながら稼いでいましたがバックグラウンドは驚くべきものでした。
ボスニアの紛争時に
「とにかく次の飛行機に乗って国外に脱出すること」と指示され
訳が分からないまま、行先もわからないまま着の身着のままで飛行機に乗ります。到着した先が米国でした。
ボスニアで看護師として働いていた彼女はアメリカで英語で看護を学びなおし、看護士として生活できる以上の収入を得ていたのです。
また周りの子育てアメリカ人ママたちは
「コミュニティカレッジ=短大 に入りなおして教師の資格を取得する」
など、勉強をし直して再度就職を試みる人が多かった。
一旦子供を産み育てたらキャリアチェンジが難しいと思われる日本社会にとって柔軟に勉強をし直したり、資格を取りなおすような土壌が根付けば就労の流動化にも女性をはじめとする人材の活躍推進にもつながるでしょう。
そんな思いを思い出させてくれる記事でした。
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(ハッフィングポストより)
女優の真矢ミキさん(53)が9月18日、8月初旬日に実施された「高等学校卒業程度認定試験(高卒認定試験)を5教科受験し、すべて合格したことを明らかにした。
元宝塚花組トップスターの真矢さん。中学を卒業して1979年に宝塚音楽学校に入り、宝塚歌劇団に入団した。当時の宝塚音楽学校には高校卒業資格取得の制度がなく、宝塚音楽学校を卒業しても高校卒業の資格を得ていなかった。
高校卒業の資格がないことについて、真矢さんはVTRで「別にコンプレックスには思っていなかったけど、大きく自分の中で穴が開いていて」と話した。「高校、大学に行けなかったという人生の穴をずっと背負ったまま生きていくんだなと。自分はその時に費やしたもの(宝塚)があるからという考えだったけど、埋められるものなら今から埋めてもいいんだとわかった」と高卒認定試験への受験を決めたという。
http://www.huffingtonpost.jp/2017/09/18/maya-passes-exam_a_23212950/?ncid=fcbklnkjphpmg00000001
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