
先週から、インフィニティ国際学院中等部のある北海道上川町層雲峡に来ています。
インフィニティ国際学院は4月より上川町のキャンブ場内にある新校舎にキャンパスを移転するので、層雲峡で過ごす時間は今回が最後になります。
この時期は毎日「氷瀑祭り」の花火が寮の部屋から見られるのが、名残惜しい感じもしています。
3学期終盤の時期なので、テーマプロジェクトの発表、SEE LEARNINGの発表や、最終発表など、見る機会があり、改めて子どもたちの「学びの成果」を実感しています。
2ヶ月ぶりに会う中学生の子どもたちは物理的な背や顔つきの成長だけでなく
内面や学びの成長がスゴイ勢いで起こっています。
プレゼンの準備は、1学期は当日に慌てて作る様子が見られたりしていましたが、今季は余裕を持って取り組む生徒も多く、
プレゼンスタイルも、インタビュー形式、動画で自分が喋るようなプレゼン、などユニーク。
See Learningの発表では「自分に対する思いやり」、「他者に対する思いやり」、「ネガティブループ」、「ポジティブループ」、など生徒が印象に残った授業のトピックを選んでプレゼンしました。

「思いやりってなんだろう?」という問いを自分で立てて、「思いやりとは感情か行動か」、というプレゼン内容や、
ネガティブループをどうストップしてポジティブに持っていくか、実体験をもとにプレゼンをする様子は、まさに大人も顔負け。
生活の場ではカナダ人のALTが今年帰国をするので、送別会を開こうと企画し、それぞれの得意分野を発揮してケーキ作りや装飾作り、お食事作りに勤しむ生徒たち。
「何が彼らをここまで成長させたのだろう」と考えてみました。
自分らしくいられる環境=自分らしくいても否定されない(心理的安全性の高い場)が土台にあり、
子どもたちの「やりたい」「やりたくない」に耳を傾けてサポートしてくれる大人の存在は大きい。
その上に成り立つ開校一年目から大切にしてきた、子どもの「自己選択」。
それが今年は花開き、自分たちで決めたことを責任を持って成し遂げるようになったと感じました。
あと10日ほどですが、学期の最後まで見届けて、東京に帰ります。
*SEE Learning(Social, Emotional, and Ethical Learning)は社会性・情動・倫理的学習を重視した教育プログラムで、思いやりやレジリエンスを育むことを目的とした学びのこと。
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