こんにちは。
現在、学習スタイルコーチの養成講座を受けているざくちゃんと申します。
・講座の感想
・どのように生活や仕事に活かしているか
などを共有させて頂くことになりました。
どうぞ宜しくお願い致します…!
「第3回マインドフルコーチ挑戦:”聴く”の実践」にて、聴くことの重要性や難しさに気づいたことを共有しました。
講座も後半に入り、「聴く」ということに対してさらに深めているところです。
先日の講座では、話を聴くときの姿勢として、まず一度受容することを学びました。
「受容」について感じたことや学びがあるので、いくつかシェアさせて頂きます。
➀会話を1つ1つ終わらせる
例えば「本が面白かった」という話を聞いて、以前の私はすぐに本のあらすじや他にも読んでいる本があるのかなどを質問していました。
とにかく「質問をすること」が相手の話を聴くことだと誤解していたのです。
しかし、私の質問は、私が聞きたいことを相手に説明させているだけだと気づきました。
1つのコミュニケーションが終わる前に別のコミュニケーションが始まってしまって、会話のキャッチボールが成立していなかったのです。
まずは相手が「面白かった」という気持ちに対して、「面白かったんですね」と相手の気持ちを受け止め、コミュニケーションを1つ1つ完結させることが大切だと知りました。
②ジャッジしないでありのままを認める
子どもが「いやだ」「やりたくない」等、前向きでないことを話したとき、皆さんはどうしていますか?
どうにかして取り組まさせなければいけない、切り替えさせなければならないという焦りが私にはありました。
ネガティブな気持ちをどのようにポジティブにするかを考えて、子どもの後ろ向きな気持ちに目を向けようとしなかったのです。
例えばご飯を嫌がりおもちゃで遊んでいたい2歳の男の子の場合。
今までは「ご飯美味しいよ」「タイマーが鳴ったらお片付けしようね」等の声かけをしていたのですが、拒否されてしまうことも多く、昼食前は子どもも私もストレスのたまる時間でした。
しかし、講座を通して自分の気持ちや周りの状況を一度切り離して、「そう感じている」という事実に目を向けられるようになりました。
まずはじめに「イヤだったんだね」等の理解しようとしていることを伝えるような言葉がスムーズに出てくるようになり、子どもも落ち着いて私の話を聞いてくれることが増えました。
ジャッジせずに子ども自身の気持ちや状態に着目するようになると、以前よりも距離がぐっと近づいたように感じます。
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褒めたり評価したりせずに、目の前の人のあるがままに気づこうとすること。
これが受容であると感じます。
子どもと対峙していると、「良い行動をどのように増やす」ことを目的に、方法や解決策の議論になってしまいがちです。
どうしてその行動をとっているのか背景から考えることが子どもを認め、受け入れることにつながるのではないかと考えます。
しかし、受け止めるのが大切と頭では分かっていても、なかなかできない方も多いのではないでしょうか?
自分一人で困った行動に向き合っているとどうしても視野が狭くなり、行動の背景を決めつけてしまいがちです。
全体指示を聞いていない子は周りが気になってしまったり、座る姿勢を保つことが難しかったりして、聞いていないのではなく聞けないのかもしれない。
切り替えが苦手な子は見通しが持てず不安な気持ちがあるのかもしれない。
「○○かもしれない」という可能性の引き出しを1つでも多くあると良いと私は感じます。
可能性の引き出しを増やすために、家族や学校・園の先生、同僚等に相談してみることもおすすめです。
色々な視点で冷静に子どもを見ることが、受け止めることにも繋がると感じます。
私も色々な人に話を聞きながら、出会った子どもたちが安心感を持って自分の存在を肯定できるように、これからも向き合っていきたいと思います。
学習スタイル認定コーチ養成講座
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