大人の学校2日目。
今日はバウンダリー(境界線)を学ぶプログラム。
前の日の心理的安全性の高い場や、童心に返って5感で大人も学ぶ、対話の後に、と設計しました。
一つは境界線を侵されたエピソードを思い出すときに強い感情が沸き起こるのですが、
それを受け止め合う場の準備や
何でも話し合い、問いあい、聴き合える場である必要がありました。
その点、前の日は12時間の時間を共にした仲間なので、受け止め合える時間となりました。
自分のエピソードを思い出すと同時に、自分が侵しているかもしれない境界線についても対話。
モヤモヤが増えたり、子どもを信じようとそれぞれが思えた時間でした。
午後は子ども達のスプリングスクールの発表見学でした。
大勢の前で緊張しながら話す子どもたちの様子を見て、素晴らしいと感じたと同時に「あれ?」と気が付きました。
学んだ子どもが大人の前で発表する、という違和感。
子どもとか大人とかそんな区切りなく、
「学習者として過ごした一日半を、大人の私達も子どもの前で発表してもよいのではないか」、
という問いが浮かびました。
私達が学んだこと、始めの一歩を共有し、それに対して子ども達からもフィードバックをもらう、そんな情景が目に浮かんだらワクワクしました。
大人と子どもという名称の境界線って本当はないのかもしれません。
一人の人間として学ぶ学習者という点で、結ばれています。
次回の大人の学校は8月11日(金祝)、12日(土)です。この時は一人の学習者として私たちも子ども達からフィードバックを受けるなんて言う体験も設計してみたくなりました。