「あの人は才能がある」と言うと一般的には他の人と比べて秀でている、というイメージがあります。特に日本人の私たちは謙虚なので「わたしにはこんな才能がある」とは通常人には言いません。
学習スタイルの「才能」は、他の人と比較して飛びぬけたという視点は脇において「自分が容易くできること」と定義しています。
生まれつきで、特別な努力をしなくてもできていること。テストとか人の評価で飛びぬけているというのは見えやすい「能力」かもしれませんが、必ずしもそれがその人の生まれ持った「才能」とは一致しません。
学習スタイルでは他の人には見えづらい、数値化しづらい「才能」をハワードガードナーのMI理論(多重知能理論)を更に発展させて12の才能に分けています。
人には何かしらの「才能」があるものです。謙遜するのではなく、自分の中の才能を発見し、意識して、日々の生活や学習に役立てて行きましょう。毎日が過ごしやすくなることに気が付くはずです。
あるお父さんはお子さんの「対人的才能」、「発話型」から、気質が3番目の関係影響型が一番彼女らしいかもしれないので観察します、と言っていました。お子さんは「こうなりたい」とか「こうあるべき」で学習スタイルに取り組むことがあるので、観察をすることが一番のお勧めです。
◎学習スタイルオンライン講座 「12の才能から子どもの強みを考える」第4回目は3月11日(木)10時~12時です。