【ご感想:目からうろこが落ちた学習スタイルの親子の違い/Cさん親子】
Cさん親子 東京在住 私立中学在籍中
わたしが子どもの「学習スタイル」に興味を持ったきっかけは2017年春、高橋さんが開催された「学習スタイル診断」の講座を受講したからです。この頃、息子が中学2年生になり勉強面・生活面ともに困り感を抱えていたタイミングでした。子育てコーチングの講師をしているので、人それぞれ優位覚があることは以前から学んでいました。また脳波の検査からも息子は視覚優位、私も同様に視覚優位者だと思っていました。それが思い込みだったことを診断後知ることになります。
講座中、受講生同士で自分の優位覚について話す時間があり、自分とは全く異なる学習スタイルをしていた方がいることに衝撃を受けました。一度で覚えてしまう人、ひたすら書く人、電車に揺られると覚えやすい人などなど。とすると、私たち親子でも異なるはずだとの思いから詳しく診断をお願いする事になりました。冬休みに入る直前、診断結果を伺いました。緊張している息子にアイスブレイクさながら雑談してくださりリラックスしてスタート。さすが日ごろから10代の子どもたちに接していらっしゃるからだと思いました。
結果で最も意外だったのが「気質」の項目。組織遂行型(決まりを守りルールに従うことを好む)が高い私に対して、息子のそれはゼロ。えーーーゼロ!!!!!どうりで、この気質から出る私の指示を受け入れ無いはず。息子自信も「僕はモラリスト」と言っているので組織遂行型であると錯覚していました。錯覚というより、後発的に私が刷り込んだ気質で彼本来のものでは無いと認識。一方息子は表現・実行型と研究型が高く、日ごろからそういった発言が多いことも納得しました。
優位感覚は「視覚」と思い込んでいたのですが、診断では「感触型」実際に触って体感することが効果的だとわかりました。これには思い当たる節がありました。幼稚園から小学四年生まで集団のスイミングスクールに通っていても、泳法がなかなか習得できず。息子の学校では4年生から臨海学校での遠泳指導があるので、夏前にマンツーマンのレッスンを4回ほど受けたところ、あっという間に4泳法を習得。驚きました!勉強でも同様にマンツーマン指導で時間的にも息子本人のモチベーションも効果的なのでは?スイミングでの5年間(360,000円 240時間)vs4回(20,000円6時間)を体感していたことで、高額だと思っていた家庭教師を選択肢視野に入れました。息子曰く「5年間に味わった屈辱は耐え難かった、だからやる気が起きなかった、一生懸命練習しても友達はどんどん進級していくのに僕は進まない。それが4回で出来る様になった時の喜びは計り知れない」効果的な方法の大切さを痛感。
診断直後に食事をしながら息子と話していたら「めちゃくちゃ良かった!ママありがとう!」なんて普段聞くことのできない言葉が飛び出しました。息子の様子を見ていると、小学校入学から現在までの8年間、同じ環境に身を置き仲間と楽しい時間を過ごしている反面、その場の常識に囚われてしまうデメリットも感じていました。診断後はもっと自由にもっとオープンに自己表現をしても良いと思えたようで、人が変わったように積極的に話すようになりました。親子の違いがわかってから、息子にがみがみ言う回数が激減。多くの方に私と同じように、この感動を体感して頂きたいです!