【教育関係者のためのオンラインダイアローグ(哲学対話)】

アメリカコロンビア大哲学の教授マシューリップマンのP4C(子どものための哲学対話)は1960年代から始まり現在は全世界50~60か国で授業などに取り入れられています。

新型コロナウィルス、AI社会など、今まさに答えのない問題に社会全体が直面しています。

さまざまな価値観が混在していること、それにより、行動や判断がことなることを、今、わたしたちは、身を持って感じさせられています。答えのない問題に対して、どう考え、どう行動するかは、わたしたち一人一人の判断に任されていて、それには正解も不正解もない、互いの意見を尊重し、調和していくことが、求められていると言っても過言ではないでしょう。

とはいえ、実際に、異なる価値観や考えを受け入れて尊重するということは、とても難しいことです。

わたしたちは、「対話」の中に、そうした「心の視野」を広げるための可能性を感じ、哲学対話を教育現場に提案しています。


まずはご自身でオンラインダイアローグ(哲学対話)を体験し「安心安全の場で自由に対話することの意義」、そしてどのように現場に活かせるかについて一緒に考えてみませんか?

「学習スタイルで子どもの強みを発見しよう!」
「子育て人育てのゴールは幸せな自立をした大人」
を掲げて活動をしている団体「マインドフルラーニング」が教育関係者の皆様を対象にオンラインダイアローグ(哲学対話)を開催します。


【オンラインダイアローグ(哲学対話)とは】

コミュニケーションにおいて目的や結論を出すことが求められる私たちの日常ですが、「何を言ってもよい」という「対話」の考えが教育の現場で見直されています。

マインドフルラーニングの「哲学対話」は普段の話し合いやおしゃべりとは違います。また会議や議論でもありません。共通の疑問について一緒に考えて話して聴くことです。評価判断されずに自由に問いかけをして相手に伝わるように話すことは実はこれまであまり経験をしてきませんでした。

哲学対話のあとにはモヤモヤが残ります。モヤモヤは日常で自分自身に問う力を育むこととなり自分の中に他者の存在を感じる瞬間でもあります。対話の力は無限です。お互いを尊重したり、自分自身が気が付いてちょっと行動を変えてみたり、と主体的になるきっかけや内なる原動力がもたらされるのです。

対話は多様な年齢、性別、職種、立ち場の違う人と話せば話すほど有効と言われています。また職場や学校、家庭での人間関係構築や主体的な人材育成の役に立ちます。


【日時】
6月27日(土)13時半~16時半

(開始10分前からzoom入室できるようにご参加ください。Zoom操作確認をいたします)

【定員】:20名

【参加費】:3500円 SNS(FB、Twitter など)で受講する前に講座のイベントページのシェアしてくださった方は500円引きの3000円

☆キャンセルは承っておりません。当日不参加の方には録画をご案内いたします。


【申込み方法】:下記よりお申し込みください。

お申し込みはこちらから>>

お申し込み後、当日のzoomのURLとパスワードをご案内、参加確定となります。

【主宰団体マインドフルラーニングとは】

マインドフルラーニングは米国発「学習スタイル診断」をベースにコーチングというコミュニケーション手法で強みを伸ばす活動を全国の教育機関、保護者、企業に広げています。
代表の高橋有希子は自身の3人の子どもの海外学校就学経験や20年間の多様な学びの場、PBL型マンツーマンコーチングのオンラインスクールでのノウハウを生かして学びの選択肢を広げる活動をしています。

今回のアシスタントを務める学習スタイル認定コーチ樋宮真奈美は「21世紀型教育を考える会にいがた」の活動を通してダイアローグの大切さ、多様な学びの選択肢についての講座やワークショップ、こども哲学対話を開催しています。

☆これまでのマインドフルラーニングの哲学対話の様子やご感想その①
その②

【参加要件】
①PC、iPadなどのタブレット、スマホなど通信機材が用意できる方
②安定したネット回線がある方
③自由に話すことが出来る場を確保して参加ができる方
④お顔だしが可能な方
*五感を使って双方コミュニケーションをとりますのでカメラのONのご協力をお願いいたします。
*初めてZoomを利用される方は事前にアクセスしてください。PC、モバイル端末にアプリがダウンロードされます
*イヤホン、外付けマイクスピーカ―、スマートフォンスタンド、Webカメラなどがあると便利です

☆こんな方におススメ
・哲学対話に興味がある方
・子どもたちと哲学対話を実践してみたい方
・教育に携わっている方、またこれから携わっていきたいと考えている学生さん
・具体的に教室に、職場に、活動に、オンラインダイアローグ(哲学対話)を取り入れたいと考えている方
・人材育成担当者
・子育てサークルなどに導入したいと考えている方
・学習スタイルについて興味のある方
・教育の選択肢を考えていきたい方


【当日の流れ】
・前半はオンラインダイアローグ(哲学対話)を体験していただきます。
テーマはフリーです。
ご参加者で考え投票で対話をしたい内容を決めます。

・休憩をはさみ、後半からはオンラインダイアローグ(哲学対話)の経験をもとにご参加者同士でさらに対話を重ねるハーベストタイムを実施いたします。