かえつ有明中高一貫校の中学1年生のクラスで、「気質(Disposition)」をテーマにした授業を行いました。
授業の前には、先生方にも子どもたちと同じ「セルフポートレート™学習スタイル診断」を受けていただき、事前にブリーフ研修。
「自分が普通だと思っていた感覚が、他の先生にとってはそうではなかった」──体験してみて初めて感じる腑に落ちる感覚。
そんな“気づき”が、先生たちの対話の中に生まれていました。
そして迎えた生徒たちとの授業。
これまではマインドフルラーニングでは学年全体で行っていた取り組みを相談の上、今回はクラス単位にさせていただきました。
目の前の一人ひとりとより丁寧に関われ、自分事になりやすい環境を目指しました。
冒頭では大学受験の話をし、過去問を紹介しながら「こんな問題が出題されるんだよ、だからこれからはどんな力が必要なのか?」を考えてもらいました。
1日は授業参観が重なり、保護者の方々も参加されました。
Wの緊張でしたが、後で先生方に授業の感想を伝えてくださる保護者もおられたようです。
授業の反省点は色々とあるのですが一つは、保護者の方からも感想をいただいたように2コマにしなかったこと。
テーマが深いので50分では深掘りする時間が取れませんでした。
授業後の振り返りでは
自己理解、他者理解、学習法の観点のコメントが多く寄せられました。
「自分の学び方がわかった」
「友だちがどうしてそう考えるのかが見えてきた」
「動いても集中できるのは自分のタイプだからだと気づいた」
そんな声がたくさん寄せられました。
子どもたちは、自分の中にある小さな“違い”を
「そうか、これが自分なんだ」と気が付き、受け止めている様子が観られました。
先生方からも、「気質以外の活用方法をもっと知りたい」との声を頂き、日々の授業や学級運営、子どもの接し方へと活用をこれから一緒に伴走を思案中です。
“自分を知る”ということは、
“人とつながる力”を育てることでもある。
そんな機会をいただき、ありがたい思いです。
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