
「文字嫌いを直したい」という思いの背景や目的によって対応は変わってくると思いますが、あくまで個人の考えとして、いくつか参考になるかもしれない視点をお伝えさせてください。

▶子育てのゴールをどう捉えるか
私自身は、「子どもが20歳になるまでに、義務教育レベルの内容が理解できていれば大丈夫」というくらいのスタンスです。
目的は「幸せな自立」であり、勉強の得意不得意は通過点だと考えています。

▶ 私が大切にしている3つの視点
1:強みファースト
苦手を無理に克服するよりも、まずは「できること」や「好きなこと」に投資して伸ばす。
その中で自己効力感が育ち、自然と苦手にも取り組むようになります。

2:学びを嫌なものにしない
「やらされた」「怒られたからやる」といった経験は、「学び=嫌なもの」になってしまいます。
好きな本や漫画、本人が興味ある内容を自由に選ばせて、「自分で選ぶ」経験を大切にしたいです。

3:愛される存在に育てる
最終的に社会の中で信頼され、自立して生きられるように。
法を犯さない、誰かを傷つけない、助け合える力を育むことが何より大切です。

▶ 実際の対応として提案したいこと
・あなたはできることがたくさんあるよ! と本気で伝え続ける

・読みたくなる本を本人に選ばせる(漫画や図鑑もOK)

・音声読み上げ機能やPCスキルを先に教える
→ Wordでの入力やPPTづくりなど、楽しく使う中で文字に親しめます

・罰よりも、好ましい行動に注目して褒める
→ できた時には全力で一緒に喜ぶ
→ やらない時は「叱らず反応しない」も一つの方法です

このほかに
・読書の楽しさを伝えるために、親がまずは読み聞かせを楽しそうにする
・読書タイムを作って、親も一緒に楽しむ
・好きな図鑑を買って内容を言葉で説明させる
なども効果的です。

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ご家庭の方針に沿う形でのご判断がもちろん一番ですが、少しでも参考になる部分があれば嬉しいです。