先日、ドルトン東京学園のExpo(学習成果発表会) にお邪魔し、セルフポートレート™︎(学習スタイル診断) を導入した中学1年生のプレゼンを見てきました。
リハーサルの段階から、心が動くプレゼン の数々。
  
「自分の“好き”をリストアップし、そこからパターンを見つけた」
「“知的好奇心”という価値観を発見した」
「入学前は一人で勉強するのが好きだったけど、今は他者がいても学びが深まると感じる」
… そんな、生徒たちの日々の思考の積み重ねが伝わってきました。

リハーサルや発表に連れて行ったオルタナティブスクールの中2生は
「少人数制の良さもあるけれど、発表のバリエーションがあると参考になる!また色々な学校を見てみたい!」と言っていました。

またExpo当日に行動を共にした学習スタイル認定コーチは、
「好きなことの共通点を抽象化し、言葉に落とし込んでいたのが印象的。アセスメントを受けて裏付けし、実践して体感して判断している点が素晴らしい!」、
「バレリーナの生徒が『失敗する勇気と、孤独を恐れずに自分らしい道を決める』と言っていたのが響いた!」
と感嘆の声をあげていました。
 
大人や聴講者のフィードバックが、直接生徒たちに届く仕組みも魅力的でしたし、最後に個人的な興味で立ち寄った「哲学カフェ」では、先生と高2の生徒と4月の新入生の親子と!答えのないモヤモヤを語り合う、ゆるくも深い時間を過ごしました。

学習スタイルを学年のスタートで取り入れたことで
「自分らしくいてもいい」
 「自分と似た人もいれば、違う人もいる。それでいい」
 互いを理解し合う視点が育まれていると伺いました。
また学年団の先生方からは「一年の初めにチームビルディングとして導入し、とても良かった!」という嬉しい声をいただきました。

教育ではウエルビーイングを目指して子どものエージェンシーを育むために、大人は協働エージェントであるべきだと言われています。その姿はまさに「コーチ」そのものではないかと思うのです。

特に2024年の他でいただいたチャンスも総合して考えた時に2025年の挑戦はこんなふうに考えています。目指すのは、単発の授業や研修ではなく、
「 学校が目指す姿」
「育てたい生徒像」
「生徒の学びの最大化」
この3つに結びついた伴走型の支援です。
世の中には 「良い研修」や「良いアセスメント」 がたくさんありますが、それが 学校ごとの目標と合致したときに初めて、最大の効果が生まれると痛感しました。

この方法を、私自身もさらに研究していきたい。
2025年、新たなチャレンジが始まります。

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