2017年10月米国最前線:学習スタイル(LS)教育事情 vol.1

米国発 学習スタイル子育て法との出会い:
1999
年に長男を出産して6ヶ月後に私は米国にいました。カリフォルニア州のVenturaという都市で研修を受けていたのです。研修の目的は「学習コーチ」になるために「子どもの良い部分を見つけ、伸ばしていこう」という「ラーニングサクセスメソッド」という考えを学ぶことでした。「ラーニングサクセスメソッド」は「学習スタイル診断」を通して子どもの気質、優位感覚、才能、学習環境、興味、の5の結果からその子にとってベストな学習環境や学習方法を提案し、幸せな大人になってもらうためのメソッドです。

当時はまだ子供は一人でしたが10代の時に父の転勤で7年間過ごしたオーストラリアの学校で目の当たりにした、「先生の話を聞くときに床に寝転んでいてもOKというあの環境がそれぞれの学習スタイルを尊重したものであったことを思い出し、深く感銘したのでした。程なくして大学に進学し、「体育会系の運動サークル」で上下関係やダメ出しをされる「できないこと」に注目した文化や、就職した大企業の社員研修が個々を見て伸ばすのではなくて、何百人もの新入社員をその会社の社風に合う人間にするべく、「型にはめる」社員教育をしていた状況、など、日本の教育に「疑問」を持っていたことを学びながら思い出したのでした。

個々の強みを大切にする教育のタイミングが到来:
それから18年。オンラインハイスクールの運営まで任されるようになり、生徒の担当学習コーチとしてだけでなく、入学相談や保護者面談、学習コーチ育成にまで携わるようになりました。その間に700余りの高校生や親御さんと接してきました。当初は思春期年代のコーチングを軸に卒業まで導くというサービスを展開している中で、担任学習コーチとの信頼関係があるものの、学習がうまく行く生徒と行かない生徒がいることに気がつきました。注意深く観察したり保護者と話す機会を設けたところ、子どもの成功の秘訣は一番身近な大人の存在だと気がつきました。

子どもがせっかく、学習コーチの声かけで気分が上がり、やる気が出ても、親御さんの「解決ではなくて問題にフォーカスした声かけ」や「ダメなところを注意する声かけ」「自分で解決しようとしている子どもの先回りをして親が先に解決してしまう」という状況の数々があったのです。そのような生徒は学ぶことはもちろんのこと、生きることすら楽しんでいないことに気がつきました。

その頃201612月に国会で「教育機会均等法」が衆議院で可決され、学校に行く権利だけでなく、「行かない権利」が法律で認められました。学習スタイルと出会ってから18年。その間にわたしも3児の親の子供になり、乳児だった息子が思春期を迎えていました。丁度それまでの体験を世の親御さんに伝えるタイミングが来たのです。

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