アットスクールの 鈴木 正樹鈴木先生の長年取り組まれているスペシャルニーズサポーター養成は、とても意義あるものだと考えていて、学習スタイルコーチングの養成講座と並んで全ての子どもにかかわる大人に受講して欲しい講座の一つです。

3年前にミネソタ州のチャータースクールで特別支援と数学を教えているインターハイスクール時代の教え子と登壇をしました。

「米国チャータースクールの 特別支援教師が第一線から伝える 「アメリカと日本の特別支援教育の違い」」

https://dialogue4education26.peatix.com/view

という内容です。

ミネソタ州では、学びに困難を抱えている子がいたら直ぐに「特別支援」や「IEP個別学習指導計画」、ではなく教室で通常級の先生が個別対応をした上で、うまく行かない場合はSPEDクラスという流れができていると聞きました。つまり合理的配慮は「義務」とのことでした。何か私たちはここから学ぶことがありそうです。

その時の記事の抜粋>>

ミネソタ州では、IEP(個別指導計画)は法律で定められているので特別支援を受ける際にはまずはIEPが必要になります。IEPは、親のサイン無しには作れませんし、親の同意なくそれに基づいて子どもを支援することも禁止されています。

どの程度の子どもがIEPを持っているかというと、偏差値ベルカーブの下の2%に当たる子どもが対象になっているとのことでした。

つまりそれほど多くはないということです。

個別指導計画を作るプロセスは興味深いものがありました。

例えば、学びに困難を抱えている子どもが教室にいたらすぐに特別支援にというわけではなく、通常級の先生が個別対応をしてまずは解決してみます。読みづらい文章問題にはマーカーを付けてみる、Ipadを使って板書をさせてみる、などの対応で通常級で学べる場合はIEPの対象になりません。

通常級と特別支援の間に504チームプロセスという段階があって、特別支援の先生と、通常級の先生が、チームを組んで個別対応をまずはしてみるそうです。

免許更新の際の講習・研修の中にカテゴリーがあり、合理的配慮もカテゴリーになっていますので、普通教員であっても合理的配慮は「義務」です。

その時の記事

>>

>>もちろん日本の先生の抱えている業務量のすざましさを考えていると、個別対応を難しくしているのは、システムの問題が大きいです。

システムを見直しアップデートしつつ、先生方一人一人のWell-Beingに何ができるか、について考えた時に、ライフロングラーナーとして、アップデートし続けることも含まれるかもしれません。

子どものちょっとした見立てが変わるだけで、先生も、子どももハッピーになることがあります。

そのお話を金曜日の夜にします。

通常は双方向のWSが多いので、レクチャー形式に挑戦でドキドキしていますが、多くの皆様のお申し込み、ご参加をお待ちしています。

金曜日の夜、耳だけ参加もOKのようです。

ご参加をお待ちしています。

🍀 こちら、今週中にシェアをしようと思っていたら、もしかして締切になってしまった??どうしてもという方、相談してください。

【ほうっておいても子どもがぐんぐん学ぶ「学習スタイル」コーチング】の著者であり「コーチング」✕「学習スタイル診断」を日本で初めてオルタナティブスクールに導入された高橋有希子 先生のお話しが聞ける貴重な機会です!!

10月18日(金)20時~21時30分

スペシャルニーズサポーター養成研修 「子どもの内なるエンジンに火をつける-学習スタイルコーチング-」

講師: 高橋 有希子 先生

(株)マインドフルラーニング代表

※締め切りは10月14日(月)【

対象】 指導者・支援者・塾講師・保護者・大学生など特別支援に興味のある方

【費用】 オンライン:2,000円/回  学割:500円/回 

【申込】 下記URLよりPeatixにお申込みください。      URL: https://special-needs2024.peatix.com