かえつ有明中学校・高等学校で先生方向けの勉強会の担当をさせていただきました。
学びの土壌があるからなのか、ミニレクチャー中のオープンマインドな先生方の笑顔の対話の様子が印象的でした。
1つ目は毎週の勉強会。
まず最初に驚いたのは、先生方の勉強会が毎週曜日と時間を固定して設けられていること。
働き方改革がMUSTと言われている、学校。
多忙な中、時間をどうマネージメントして勉強会に参加しているのか、どういうシステムなのか?、と純粋に興味が湧きました。
「たまたま学校見学に来ていた他学校の先生方」も、大学受験が終わった高三の生徒も参加してくださったのですが、
公開講座のような教員の勉強会では、いろいろな立場からの多様な意見が飛び交っていました。
2つ目は「どう言ったら伝わるか」のエネルギーロスが少ないコミュニケーション
若手の先生ほど、意見が活発に出ているようにも見えました。
この意見を言ったら、どう思われるか?とか、どんな反応があるかな?という前もって準備をするエネルギーなく対話ができる土壌があるように感じました。
勉強会が定期的に開催されているから、対話に慣れているのかもしれない。
3つ目は即断即決
これはいい!とおもったことをどんどんやっていく様子に驚いた。
例えば、研修を受けて「セルフポートレートを学年に導入したい!」という先生がいたとしたら、
「まずはやってごらん」という土壌があるということ。
先生一人一人の裁量の幅が広いのか、NOと言わない経営スタンスなのか。
仮に失敗したら「おめでとう」のスタンスなのでしょう。
勉強会に参加している先生方は、「やらされていない」、
つまり主体的に、自分ごととして、勉強会に取り組まれているようにも見えました。
きっとその姿勢は、授業設計や、会議、生徒対応にも反映されていて、それらの姿勢が相まって、子どもたちにもポジティブな影響を与えているのではないでしょうか。
高3の生徒による「スクールアンバサダー」並みの校内ツアーでは、
生徒一人一人のニーズや表現方法の仕掛けが校内のあちらこちらにあるようにも見えました。
また、伺います!!
貴重な朝の勉強会の時間をいただきありがとうございました。