こんにちは。
現在、学習スタイルコーチの養成講座を受けているざくちゃんと申します。
・講座の感想
などを共有させて頂くことになりました。
どうぞ宜しくお願い致します…!
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学習スタイル養成講座も7月末にとうとう最終回を迎えました。
16回の講義と先輩コーチとの練習などを終えて、無事私も認定コーチになることができました。
今回は、講座が始まってからの約半年間を振り返ってみます。
●子どもたちのことを理解したい
講座が始まった当初は、フリーランスの家庭教師・ベビーシッターとして活動を始める準備をしていました。
もともと保育士として働いていましたが、家庭に一歩踏み込んだ支援と発達凸凹のお子さんのサポートの必要性だと感じ、保育園での勤務に限界を感じていたからです。
「子どもたちのためにできることの幅を広げたい」
「そのためにもっと“人”について知りたい」
そんなときにセルフポートレート(学習スタイル診断)に出会い、「目の前の人の理解につながる考え方が身に付くのでは」と思ったのがコーチ養成講座を受けたきっかけでした。
●まずは自分がどんな存在でいたいか
養成講座では最初に「自分自身がどんな存在でありたいか」を考えるところから始まりました。
仲間との対話によって、自分が「子どもたちが挑戦と小さな失敗ができる機会をつくりたい」と思っていたことに気づきました。
早く学習スタイル診断のことを学んで早く現場で還元したいと焦る気持ちもありましたが、今では、土台となるような自分の思いをうまく言語化することが大切だったと感じます。
講座前は、ダンゴムシを探している子どもたちに「花壇の下にいるよ」など、“正解“を教えてしまうことがありましたが、今は試行錯誤する経験こそが大切だと気づき、見守るようになりました。
すると、「そこにはいない」と気づいた子どもたちが、ダンゴムシがどのような場所にいるかを本を持って調べたり、見つからなかったときは絵を書いて見つからなかった子にプレゼントして慰めたりするようになりました。
自分で気付いたり小さな失敗をしたりする機会を奪わないように気を付けたいと思います。
アドバイスをし過ぎず、ゆったりと長い目で見守る姿勢を大切にしたいです。
●傾聴とコーチング
もともと人と話をするのが好きだった私は、質問をすること=人の話を聞くことだと思っていました。
しかし、傾聴やコーチングを学び、質問は必ずしも傾聴に結びつかないと気づきました。
自分が聞きたいことを話させてしまうこともあるからです。
質問や相づちの方法など小手先のテクニックではなく、まず相手の話にしっかり心と耳を傾けることが大事だと学びました。
子どもたちと話すときも、自分が聞きたいことではなく、「何を話したいか」「どういうことを話すことが必要か」を考えて質問したり話を聞いたりするようになりました。
子どもが安心して、自分から自己開示をしてくれることが増えたように感じます。
例えば中学生と学校の宿題の進め方について話していた時、勉強に関わることだけでなく、生活全般にも話が広がり、本当の目標や学生生活で大事にしたいことの話をすることができました。
●仲間との出会い
同期の3名との出会いも私にとってかけがえのないものでした。
フリーランスとして活動していると、判断に迷ったときに相談する相手がいなかったり、子どものことを狭い視野で見てしまったりすることが不安でした。
子どもに関わる違う仕事をしている同期から、アドバイスをもらえることは私の支えになりました。
せっかくのご縁を引き続き大事にしていけるように、今後も3か月に1度ほど話をする予定を既に立てています。
●自分の当たり前に気づく
講座を受ける前は、セルフポートレート(学習スタイル診断)は学びの方法を知るためのツールだと思っていましたが、今は「人生全般に役立つ」と考えています。
自分が他者と違う、ということをわかりやすく知ることができるからです。
私は、人とは違うと頭では分かっていても、なんとなく人と比べてしまい、落ち込んだり、欠点のように感じて克服しようとしたりすることがありました。
でも、セルフポートレート(学習スタイル診断)と養成講座を通して、自分と他者の違いをありのままに見つめることができるようになったと思います。
この気づきによって、非常勤として働いている保育園でも、私の苦手な計画を立てることや手先を使った製作物などを人にお任せすることに抵抗感がなくなりました。
私は得意なピアノや勉強面で、同僚のサポートができればいい、と自分も他者も認められるようになりました。
養成講座は修了しましたが、まだまだ私自身が学びを深めて、活用していきたいと思っています。
そして、お役に立てる引き出しを増やせたことを自信に、日々の仕事で多くの方に還元していきたいです。
学習スタイル認定コーチ養成講座