昨日はこすぎ大学で、哲学対話の先生役として登壇させていただきました。

地域の学び舎「こすぎの大学」では
これまでも「こすぎでブッダを語る」など面白い学びが盛りだくさん。
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今回は初めての参加です、とか久しぶりの参加です、という方たちもいて、「哲学」や「対話」に関心の高い皆さんが集まりました。ㅤㅤ


参加人数が多かったため、対話のテーマを事前に「私の住む街、住む地域」に設定させていただきグループに分かれて問い出しをしました。
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「住む場所に何を期待する?」
「生活拠点は一つでなくてもいいのではないか?」
「地域のつながりはなぜ必要なのか?」
「街」と「町」は何が違うんだろう?
「参加したくなる多世代交流ってなんだろう?」
「地域ってどこまでが地域?」
「地元から離れたくない理由って何?」
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など50くらいの問いが出てきました。

オンライン開催ですが、運営はワイワイと^^


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対話の中では
「誰ともつながりがないと、地域のことは他人事。減点主義になって、100点を望む自分がいる。人とつながると当事者意識が出て20点でも満足するようになる」
「地域とは住んでいることではなくて、参加していくこと」
「子育てなどに縁がなくつながりを持ちづらい人をどうとりこむか」
「コミュニティはコミュニケーションの練習の場。コミュニケーションが一人一人と摂れていれば究極的にコミュニティは必要ない」
などのご意見が出ました。
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最後には8年間続いているこすぎ大学そのものの存在が「哲学対話」というキーワードが出てきました。
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昨日は蔓延防止法でオンライン講座となりましたが北海道富良野に「ふらの大学」のようなコミュニティを作りたいとこすぎの大学の様子を視察に来てくださった地域協奏メンバーのお二人との出会いもありました。
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「地域ってもしかしたら日本全土のことかも」という問いを持ち帰りました。対話的なかかわりを、引き続き伝え続けたいという思いを再確認した時間でした。

運営の皆さん♬と富良野から視察に来た皆さん♬と!