「世界で学ぶという選択肢をすべての子どもたちに」を掲げ、2歳から小学生までの子どもたちが学ぶインターナショナルスクールオブ長野。新年度の先生方に新しい考え方の一つとして英語を話す先生方、日本人の先生方と、保護者、総勢50名以上の皆さんにそれぞれの研修を行いました。内容は「学習スタイルで子どもの強みを発見しよう」です。まずは先生方、親御さん自身の「自分の強み発見」の時間を過ごしていただきました。IB(国際バカロレア)プログラムの認定校として研修を受けている先生方は、学び慣れていてオープンマインドで場づくりにも協力的にご参加いただきました。
第2外国語である「英語」でネイティブの先生に「オンライン」で、「数名でディバイスをシェアしているご参加」で、学習スタイルコーチングメソッドを伝えることは、Big Bigチャレンジでした。失敗もありましたが、先生方の最後のチェックアウトの言葉を聞いて、これまで伝えてきたことの意図が英語でも伝わり、「実践してみたい」という言葉をいただき、お役に立てた、と嬉しくなりました。次の研修ではどんなことをどんな風に伝えるか、工夫してまいりす。
保護者のみなさんも土曜日の忙しい夜に、熱心にオープンマインドで学ばれていた姿が印象的でした。残り2回ずつ英語・日本語の先生方と保護者の皆さんに学習スタイルコーチングメソッドを伝え、どんな風にISNの教育に取り入れられていくか楽しみに伴走してまいります。
ご参加者アンケートより
【日本人の先生】
・保育現場での子供達の学び易い環境を作っていきたい
・先生たちのお顔やお名前を知る良い機会にもなりましたし、自分や他者の強みや個性を理解できれば補い合ったり助けあったりもできるのだと心強く思いました。
・以前、学校の学びの探究でmultiple intelligenceを取り上げたことがあり、面白かったので、それに類似しているところもあり興味がありました。また、いろんな先生方の普段とは違った角度の話も聞け、交流を深めるいい場にもなり、良かったです。
・子どもの気質を把握することで、この子の状態を観察して集団生活になじめない子でも見守ることができる。
・お互いのタイプを知ることで、自分にない部分を尊重したり、相手のことを思って補えたりできる前向きな関わり方ができると思った。同僚の知らない一面を知ることができて、楽しい時間でもありました!
・組織遂行型の特徴でもある、与えられたミッションをとにかくやるだけではなく、もっと問題意識を持ったり柔軟にアイデアを出しながらよいものをつくる、ということを意識したいと感じました。3番目に高かった、自分では意外な発明型、この部分を引き出していければ嬉しいな、と思いました。
・自分では当たり前だと思ってやっていたこと(記録付け、メモをとること)が自分の強みであることを知れたので、今月から担当するクラスでも意識していこうと思います。
【英語の先生】
・I learned a lot and the program flow was good .I like how the facilitator conducted the seminar.
・That information was very helpful not only for me personally. I also will help in a way that I teach the children in the future. There were some constructive suggestions for each different type of dispositions, and I find this information very helpful.
・I would like to dig deeper about each different types of disposition. Perhaps during my lesson planning with my partner, we can plan our lessons that facilitates more varieties for the children. I’m hoping to utilize this information in more often.
・I learned to accept my partner’s disposition and differences!
・I really enjoyed our training and it helped me to think of a better way on how I can improve my teaching strategies.
・I want to review the activities and choose which are appropriate for my students based on who they are. I will try to determine their dispositions by observing them in our class.
・I would like to start talking about my kind of personality and hers with my Japanese class partner and then we will begin to accept our differences. I would like also to start observing our students both inside and outside the class to know what kind of disposition they have to provide for them the right approach.
【保護者】
・他人との違いを認める具体的な方法で大変興味深かった。なんでこう考えられないんだろう、と思わないで、気質が違うんだな、と考えられるようになりたいと思いました。
・家族で一緒にいる時間をお互いに有意義になるように、お互い尊重できるように活かしたい。
・お互いを認めるきっかけが出来て、それを同じ学校の保護者、先生と共有出来て良かった。
・漠然と考えていたことが明確になり、面白く参加することが出来ました
・自分を知り、認めることから始めたいと思いました。またいろんな方とより良い関係が築けるツールとして学ぶことができたらいいなとおもいます。
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