2025年の我が家は3番目の末娘が独立し、いよいよ夫婦二人の生活がスタートします。

自宅から通える範囲でも大学進学時には子どもの「一人暮らしに投資する」というポリシーのもと、長男、長女と大学進学の度に一人暮らしに送り出してきました。

いざそうしてみると胸の中にぽっかりと穴が空いて、

特に長男の時は一人目ということもあり、空っぽになった彼の部屋を見てボロボロと涙が止まらなくなったものです。

子育て真っ最中の頃には、夢にまでみた「自由」な時間。

実現となると、ワクワクとした気持ちの他に「ハッ」とすることもあります。

同時に子育て中の「こうしたかった」、「ああしたかった」が溢れ出てきます。

次は何を目指し、貢献し、どんな役割を果たすべきか、、、

きっとこれは、自分の新しい一歩を踏み出す勇気を振り絞るための最後の足掻きなのでしょう。

そんな私の心の動きをよそに、子どもたちはどんどん自立していきます。

年末年始は数年ぶりに、福岡の義実家を訪問しました。

そのついでに足を伸ばして長崎まで行ってきました。

移動中の運転は末娘が中心になって、すっかり頼もしく成長しています。

年明けに二人でランチしていた時に、彼女が卒論で研究している

「内的セルフアウェアネスと外的セルフアウェアネス」について話を聞きました。

娘は「内的セルフアウェアネス」は得意だとのこと。

自分が好きになれない時代があって、学校でのStruggleを乗り越える際に色々と自分で考えるようになり、その力がついたと言っていました。

今は自分を深く見つめ、周囲からの視点を受け取ることで、自分自身をより理解していくプロセスを学んでいるそうです。

娘との対話を通して、私の「モチベーションの源」についてズバリと言い当てられ、2025年を思い描くヒントになりました。

年始に米国の弟家族のところに2週間滞在していた長女が帰国し、「今の自分の世界は狭かった」ことに気がついたと教えてくれました。

子どもたちから教えてもらうこと、学ぶことが増えています。

2025年は、笑顔と喜びに満ちた一年にしたいと思います。
先生方、親御さん、企業の経営者、エグゼクティブの方々を全力で応援し、これまでの経験や知識を通じて、皆さまのWell-beingに少しでも貢献できる年にしてまいります。

今年もどうぞよろしくお願いいたします!