合宿2日目の様子です。
今回の合宿のゴールはこんなふうに据えています。
「目的:中等部では、学期ごとの合宿を大切にしています。
1:チームワークや学期の振り返り、来期の目標などを確認します。
2:職員の個別最適化のスキルやあり方、学習スタイルやコーチングの観点で、子どもたちに接するスキルアップをします。
3:みんなにも、一部プログラム担当してもらい、ファシリを経験いただけたら!」
3日間の時間をとっているので今回はとてもゆったり。
足したり引いたり、入れ替えたりしながら、進めています。
2日目のこの日は「理想の中等部を語ろう!」ということでタイミングよくRISEの映画上映をみんなで視聴しました。
視聴後にはその中のエッセンスで取り入れられることがないか、付箋に書いてペタペタと。
理想を描き切った後には、1学期の振り返りをもとに「改善点」と「良かったからそのまま残したいこと」を洗い出し、2学期の設計へと進みました。
後半では職員の問題解決力の向上のため「システム思考のツールを使ったワーク」を実施。
ケースクリニックで「ただ聞く、感じる、伝える」を体験し、
氷山モデルや、推論のはしご、問題のすり替わり(ループ図)の説明と
「デジタルデバイスの取り扱いについて」というテーマを考えてみました。
子どもたちがデジタルデバイスを使っている姿を見るとつい、
「使いすぎているかも」という私たちの自動反応があることを確認したり、
そもそもそれを取り上げることは、根本解決になっていないのではないか、などの話し合いになりました。
昨年までは、私が全てのプログラムを設計し、ファシリをしていたのですが
3年目となると、それぞれが学び始め、合宿のファシリができるようになっています。
そんな大人の成長を見るのもいいね!
お昼も夜も、みんなで自炊です。
カンボジアのお土産で買ってきたAmokのスパイスを使った野菜と肉団子の煮込み料理、
卵焼き、サラダ、チキンの素焼き、にゅうめん、など
それぞれが一品担当するだけで、一気にバランスの取れた豪華なお食事になりました。
美味しいものを食べながら、雑談をします。
こんな時間を共にしながら、つながりを深め、子どもたちの学びを作っています。