昨年の2学期の授業設計時に先生から「講師陣がもし高校3年生だったらどんな授業を受けたいですか?」という問いをいただき、真っ先に「その時期に授業で詰め込まれるのは嫌なので、コーチングを受けたい、聴いてほしい、引き出してほしい」と答えました。

その授業は大好評で生徒アンケートから「2学期ではなくもっと早くやってほしかった」という声もいただき、今年は1学期の開催となりました。

今年も7名の学習スタイル認定コーチ+東京インターハイスクール時代の教え子が手伝ってくれました。

この時間をすごすと、授業の前と50分後の生徒の表情、体温、エネルギーが変わるのが手に取るようにわかります。耳を立てて聴いていると「話すことなんてないなぁ」と言っている生徒たちが、安心安全の場を感じるとどんどんと話し始め、聴いている生徒からも肯定的なフィードバックが戻ってくるという循環が生まれます。

お互いの知らない一面を知ってリスペクトが生まれたり、

「純粋に楽しい」という時間だったり

「いまの〇〇に繋がっている感じだね」

「だから僕たちはずっと仲良しなんだ!」という友情を確認するような化学反応が起こります。

授業の最後に、コーチに「話せて気持ちよかった!!」とさわやかな表情で教えてくれた生徒がいました。

こんな風に心から聴いてもらう体験を高3にと場を提供してくださった聖学院と日野田先生に、感謝。そして手伝いに来てくれる学習スタイル認定コーチがいるからこそ開催できる授業なので、ありがたい時間でした。

午後は、同じくコーチの真由美さんの企画運営している「日比谷音楽祭」の応援に駆け付けました。コーチたちの活躍も、大変うれしく私自身も励みになっています。

*探究、総合学習の授業の設計プランにご興味のある先生方、気軽にお問合せください。https://mindfulkosodate.com/contact/