18年間のオンラインスクールを退職し、学習スタイルコーチングメソッドを高校生年代以外の幅広い年代に伝えていきたい、と独立をしたのが3年前。独立してすぐなのに、「あなただからお願いしたい!」と何度断っても依頼してくれた社長がいました。ありがたいご縁と機会でした。

あれから3年。お客様のBody Mind Spiritを満たすことを理念として掲げているThe Day Spaの幹部の皆さんとコーチング研修でご一緒してまいりました。受けてくださった幹部の皆さんの問題解決力、コミュニケーション力、タイムマネージメント力が何段階もアップし、社内コーチも育ちました。いよいよ自走する組織への一歩として年末に私の研修は一旦「卒業」となります。

先日は応用研修のグループ1の最後の研修でした。
ワクワクする将来へのビジョンをそれぞれ持って帰ってもらい研修を終えました。
対面研修から、コロナ感染拡大に伴って完全オンライン研修になり、そこから急カーブを描くように学ぶことを実践につなげていました。「ピンチをチャンスに変えて」変容し続けている企業です。

最終回ではそれぞれの思いをお聞かせいただき、ぐっと胸を突くものがありました。この会社との出会いのおかげで改めて自分自身と向き合い、あり方を見直しました。
他のチームの皆さんの研修も続いているので本当のご卒業までにはまだ半年ほどありますが、一旦、応用研修前半組の皆さんはご卒業となります。

基本的には企業研修では単発の研修はお引き受けしていません。一度いいお話を聴いて、「ああよかった」、で終わらずに、それをオンゴーイングしていくことに価値があると考えています。
組織全体に対して何年もかけて伴走をさせていただくオーダーメイドの研修をこれからも行ってまいります。
秋からはゲーム業界、飲食業界の企業様と新たな機会もいただき、出会いとチャレンジにワクワクしています。

「高橋さんは何をやっているの?」とよく聞かれます。 多様な学びのオンラインハイスクール18年の後に3年前に独立してからは、何をしているかわからない、なんだか「忙しそう」に見えるようです。実際のところありがたいことに、ご縁をいろいろといただく機会に恵まれています。

「学習スタイルコーチングメソッド」を軸として企業研修7割、教育関係3割です。 教育業界も、企業も、人材育成や社員教育、子どもの教育、という観点では自立/自律という同じ大目標があると考えていて私の中では一貫性があります。

オンラインハイスクールが提携していた米国の通信制学校では1980年代から生涯学習者を育てることと、また自立/自律学習者、independent learnerの育成を掲げていました。同様に企業組織では自走する組織を目指されていることが多く、私の研修に価値を感じていていただいています。

自律/自立のためには一人一人の自己理解を促進しなければなりません。何が得意で何が苦手か。それぞれの強みを活かす環境づくりのノウハウを伝え続けています。 そこに私には企業も教育機関もなくて、目指している大目標ゴールは同じだと考えています。

子どもから大人まで、成長の機会に携われるのは大変ありがたいです。家庭、学校から企業まで、その教育内容は一貫性を持つべきで、分断してはなりません。家庭、学校教育と社会に出たときのギャップに、教育の弊害を企業研修で感じているわけですが、保護者、教育機関と企業を同時に研修する機会を頂けることは中々ないことだと感謝をしている毎日です。

これからもそれらの一貫性を持って業界に応じて伝え方を変えてオンゴーイングの伴走をしています。 一番長くオンゴーイングをしてくださっている企業の【4年目のオンゴーイング】の記事はこちらから https://mindfulkosodate.com/20210804-2/