日本全国から集まった保育園、小学校、高校、通信制高校、大学の教員の方、ホームスクール実践のご家庭、その他さまざまな分野でご活躍の教育に携わるみなさんにご参加いただいた「教育関係者のための哲学対話」のアンケートから感想を紹介します。

フランスの哲学カフェやPhilosophy for children(P4C)の流れを汲んでオンラインで広がってきている哲学対話。マインドフルラーニングの使命として、「安心安全の場で自由に問い、語れる、聴く、考える場を持つ」をベースに教育について考える対話を重ねていきます。

企業研修を通して実感しているのは、大人こそ対話の経験がなく、今こそ答えのないコロナのような問題を目の前に「対話」を必要としていること。実際に私も体験しましたが、大人にとって対話的な方法で話し合うとか「ルールの体現」は日常生活において難しいことが多いようです。対話を通して「考える」が身についた大人たちが次の世代へルールの体現者となれば会社全体が家庭や友人関係へ波及し、よって社会全体も波及的に変わっていくでしょう。お子さん向けの哲学対話は多くの方が手掛けていらっしゃる事実を踏まえてマインドフルラーニングでは「大人こそ対話が必要」の視点に立って活動を続けてまいります。

教育関係者のための哲学対話のアンケートのご感想から

  • 初めて哲学対話が体験出来て学びが多かったです。理解深めて何度か体験し、多様な大人の集まる会合で対話的なMTGを持つように心がけたいと思いました。
  • 自由に対話する中にも対話のルールがあることで、安心安全な場が作られることを体験できました。ありがとうございました。
  • 初めての哲学対話で最初は戸惑いがありましたが、慣れてきました。学校の先生に体験してほしいです。ありがとうございました😊
  • 3時間あっという間でした。 オンラインでもここまで学ぶことができるとは!と驚きました。 ここから学んで実践していきたいです。
  • とても楽しかったです!哲学対話の良さを実感できて、そして実践のコツまで教えて頂けて、とても有意義な時間でした^ – ^学びについての哲学対話も、とっても気になりますー!素敵な時間を、ありがとうございました😊 
  • 今日はありがとうございました。学ぶ権利、幸せになる権利、自分で幸せになる力はあるだろう。自立する幸せ、自律できる幸せ、自由選択の幸せ、についてまた考えてみようと思います。
  • 教育関係者、保護者、様々な立場の方とお話しできまして、自分だけでは得られない視点での気付きも得られました。モヤモヤも増えましたが思考することが増えたことも嬉しかったです。ありがとうございました!
  • 哲学を通し、対話が社会に浸透したら、今日のテーマでもあった「幸せな」学校もっと言えば社会の実現へと、一歩進むのではないか、、と、ワクワクしてきました。またぜひ参加したいです! ありがとうございました!!
  • 笑顔で聞いてくださったのが印象的でした。連続講座を希望します。
  • 大学教員であり保護者でもあります。明日からの授業にも、今後PTAの間でも今回学んだ対話の手法でコミュニケーションを図りたいと思います。

次回の哲学対話は多様な学びと哲学対話、「学習スタイル」がテーマで8月10日月祝日の予定です。詳細は追ってお知らせいたします。