北九州から更に南に飛び沖縄へ。
年に一度全世界で同時に開催される社会イベント「Global Wellness Day https://www.kokusaiwellness.jp/」を日本で主催している長年の友人でありコーチングのクライアントを訪問し一緒に活動をしました。
 
GWDとは「1日を変えれば、これからの人生も変わる」をスローガンとして、 毎年6月の第2土曜日を「健康的な生活」を改めて見つめなおすきっかけづくりを提供する1日と定め、2012年にトルコで誕生した社会イベント。
日本では2017年に一般社団法人国際ウエルネス推進協会が設立されて、以来理事として応援・参加させていただいています。

今年はイベントの日には間に合いませんでしたがアフターフォローとして、珊瑚の再生活動をしている35 coffee https://www.35coffee.com/ を訪問し、沖電気と共に行っている珊瑚の養殖プロジェクトの説明を受け水槽の見学に行きました。

お話を伺い、思い出したことがありました。
沖縄は学生時代に毎年夏に座間味島の青少年キャンプ村で友人たちとテントを張っていましたキャンプをしていました。
目の前に広がる海の美しいこと。

サンゴ礁の周りには色とりどりの魚やウミガメがいて、何時間シュノーケリングをしても飽きませんでした。

3年目の夏に行くとキャンプ場はこれまでの水シャワーがお湯が出るシャワーに、汲み取り式のトイレは水洗トイレに一新されていました。
(沖縄の夏でも水シャワーは冷たい!!)

キャンプ場の快適度は増したものの、いつものように海に入ると目の前の海のサンゴが死に絶え、魚が激減していて目を見張りました。
「開発ってこういうことだ」と。

地元の人に話を聴いたところ、「快適になって観光客がたくさん来てくれてよかった」という趣旨のお話でした。

生まれてからずっと身近にある自然は当たり前になっていて、それが世界中にインパクトを与えるほどの環境の変化の一部になりえることは気が付いていないようでした。

お話を聞かせてくださった35Cofeeの梶山さんは、「サンゴがなくなると海洋生物の25パーセントが死滅する」と教えてくれました。食物連鎖によりその25%のインパクトは最終的には80%の海洋生物の死滅につながることも。

2030年には沖縄の海の60%のサンゴ礁が消滅するといわれています。
育てたベビー珊瑚を海に植え付けるのに一本3500円かかるそうです。ハイビスカス茶の売り上げの10%を植え付け代金に回しているということでした。
さらに驚いたのは沖縄近郊のサンゴ礁とその卵は全世界の珊瑚の大部分を担っていること、その沖縄の海の珊瑚がなくなると、世界の珊瑚もなくなるという連鎖があることも知りました。

多くの方にこの活動を知ってほしい、私たちができることは何か、考えさせられる時間でした。

最終日は長年のコーチングを伴走させていただいているホテルのGMとウエルネス産業を担う企業のオーナーのお二人とコーチングプログラムを。


  
私たちのウエルネスを高めることが、会社のウエルネスにつながり、それがその家族や地域のウエルネスへ、、そして世界のウエルネスにつながることも実感しました。

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