東田直樹くんは高校時代、東京インターハイスクール、アットマーク国際高校、明蓬館高校を運営していた母体が同じだったので学校がフロアシェアをしていた関係で、会社にあった書籍を手に取り、在学時のエピソードをスタッフから聞いて書籍を読んで衝撃を受けました。
 
まだその頃は自閉症の人が言葉で表現するなんて考えられもしなかったので、一緒にいるお母様が文字盤を動かしているに違いない、などの意見もありました。
 
今朝のNHKおはよう日本で久しぶりに見た東田くんの成長ぶりに目を見張った、と同時にそういえば我が家の本棚にある一冊の本を思い出しました。
 
「Nobody Nowhere」オーストラリア人の自閉症の女性が綴った自叙伝で1992年に日本に帰国した当時、出版された書籍です。本を読むと、当時の自閉症児は「何も考えていない」「バカ」だと言われたりする時代で、彼女の表現力に世界中が目を見張りました。
 
わたしは大学進学からこれまで10回以上国を変え地域を変え引っ越しをしているのだけれど、この書籍だけはどうしても売ったりできなくて、今も手元にあります。
 
日本語訳も出版されているのでぜひ東田君の著書を読まれた方はこちらも手に取っていただきたい。
 
「自閉症だったわたしへ」
タイトルからして賛否両論、内容についてもいろいろな考えがあるが、それはそれで。
「僕が飛び跳ねる理由」