【スペシャルな子どもたちの対応と実践】
アットスクールの鈴木先生との共同講座、「スペシャルな子どもたちの対応と実践」の第3回目の講座を開催しました。最終回はスペシャルな子どもたちの特性を生かした具体的な事例と質疑応答の2時間余りでした。

質疑応答ではスペシャルな子どもたちが自立するための心構えとして中学までに自分の得意不得意を把握しておくことや、必要に応じて助けを求められること、そしていつも助けてもらうばかりではなく自らも助けられることが冒頭で共有されました。その後ご参加者からの質問に対して具体的な対応方法の共有がありました。例えば

  • 言語理解の低い子どもには絵や図を書いて理解を促す
  • 不注意で漢字を書き損じてしまう子どもには唱え歌を使って覚えてもらう
  • 小学校低学年で『もう僕はダメ』だという子には問題集は置いておいて遊びを通してまずコミュニケーションを図る
  • ワーキングメモリーが弱く知覚推理が高い中学生には物語を図や絵でまとめていったり段落ごとにタイトルを付けるなどしてもらう
  • 粒読みをして言葉だけを拾ってしまう子どもには眼球運動をまず遊びの中でやってみる。


分かりやすく講座後に持ち帰ってすぐに実行できるようなノウハウが共有されました。

ご参加者からの感想は以下の通りです。


「苦手は社会でも助けてもらえるように子ども自身にその力をつけたい」
「指導法が障害のみならず、会社で勤めている若手の指導に役に立つものであった」
「子にあった学び方を見つけていくと解決できることがたくさんある。」
「3回を通してあまり慌てなくなった。」
「母自身が少し心に余裕ができてよかった」
「たくさんの事例をいただいたから、いろんなタイプのお子さんの力になっていきたい」
「なんでできないんだろうから、こうやればできるようになるの視点にシフトした」
「社会に出ていくときに何が必要か考えていた。人に寄り添いながら子どもたちが社会出ていけるサポートをしたい」

私自身もご参加者とのやり取りでまた一つ引き出しが増えました。そして話を聴きながら20年間でサポートしてきた子どもたちの顔が浮かんできました。

学びの特性があるないに関わらず、お互いに違いを尊重しかかわりあえる社会を築いていきたいと、活動の方向性を改めて再確認した時間となりました。