レポート「大学受験サポート体験談と子育て相談Q&A」

2018年3月22日(木曜日)田園調布 開催
「大学受験サポート体験談と子育て相談Q&A」
「子どもがどうやったら勉強をするようになりますか?」「どうしたら言うことを聞いてくれるでしょうか?」
そんな相談や質問が出てきてもおかしくないトピックでした。私の開催する講座では「良い学校、良い就職」という時代はもう終わっていて、これからはAI(人工知能)に子どもが生き抜いていく時代だとお話をしていることもあり、冒頭から頂く質問は「子どもにとってやりたいことができる学校を選びたい」「子どもの得意分野は今から見つけてあげられるでしょうか」でした。

子どもの得意分野を伸ばしていけばそれが自信になって将来自分が何になりたいか、おのずと見えてきます。親は途中から「人生を一緒に走る伴走者」として子どもを見守るのですが、一つだけできることは適切な環境づくりのために情報収集をして選択肢を提示することです。あなたはできる人!と信じて励ますことです。今、不登校やホームスクールをしている子どもたちの居場所づくりを渋谷で試みているサイエンスZEROの竹内薫先生と脳科学者の茂木健一郎さんとの対談では「これからの時代は偏差値で安易に大学を選ぶのはナンセンス」だという趣旨のお話がされたと聞いています。

その竹内先生の著書にも「AI時代に日本語、英語とプログラミングを子どもが使いこなせるようにしたい」と記述がありました。大学に入ることはやりたいことを達成するためのあくまでも手段でしかありませんので、語弊を恐れずに言うと大学に入るために幼いころから受験勉強だけをさせておくのは子どもの可能性を限定してしまうことだと考えます。多様な学びの場/インターナショナルな環境で19年間働いてきているので新しく新設される大学や学部の入試担当者の方とお会いする機会が多くあります。そのうちの一つで自らの子どもも通わせたい期待値100%の大学の紹介を講座で致しました。

山梨学院の国際リベラルアーツ学部 通称iCLA(international college of Liberal Arts)です。秋田国際教養大学を作ったアメリカ人の教授陣らが偏差値偏重になってしまった現状を嘆き、日本に真の英語で学ぶアメリカのリベラルアーツの大学を作り直そうと決心したのが数年前です。いろいろな大学を訪問し、英語で学ぶリベラルアーツ(国際教養)学部を作らないか、、と持ち掛け、一時は東京のある大学からの出資も検討されたようですが最終的に山梨学院がその敷地に10億円の建設費をねん出してリベラルアーツ学部のために建物と併設して国際寮を建設しました。2年から3年次にかけて必ず1年間、海外留学をする必要があり、留学先は英国のOxford 大学をはじめとする各分野の専門大学が全世界何十校もの選択肢の中から選ぶことができます。

国際寮は4人の日本人と4人の留学生の合計8人ずつのユニットになっていて、共同生活をします。それぞれの部屋は個室ではあるのですが共同スペースが広く交流を促すような作りになっています。教授陣のラインアップも多様で、特にインドから来ているSanjey教授は専門が「ブラックホール」。インドの政府に研究成果の賞をもらったのですがマスコミ対応が嫌で研究を続けるためにiCLAに来たという異色の存在です。各分野が本当に好きな教授陣がひと学年80名という超少人数で教えていくのでアクティブラーニングにならざるを得ません。2年前に見学に行ったときはガラス張りの教授の部屋が丸見えなのですが、ある英語の教授の部屋は英語の書籍で埋め尽くされていて中が見えないようになっていました。武術が得意な先生やスタンフォードでアートの学位を持つ教授など先生も多様です。リベラルアーツの考え方は、学部では理系も文系もすべてを学ぼう、そして大学院で専門な学問をしよう、です。ヒラリークリントンやレーガン元大統領、企業のCEOなどリベラルアーツ出身の著名人は多いです。

生きる力と考える力を英語で学ぶ、、という大学や学部が日本では他にあるでしょうか?それでもまだ偏差値重視の大教室に100名以上生徒を入れて20年以上も同じ教科書を読む教授の授業を受けるために受験勉強をさせますか?

ご感想から:

  • 大学受験体験談、貴重な内容を伺えて高校選びの視点が変わりそうです!
  • 光の道が見えてきたような気がしました。
  • 固定観念にとらわれず、本当に子どもに合った道を選んでほしいと心から思えました。
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