コロナ感染について

【始めに:コロナに感染しました My COVID-19 experience】

コロナ感染の一連の体験をどう伝えるか悩みましたが、これからはコロナと共に生きる時代だと考え、問題提議と共にみなさんの参考になればと投稿することにしました。 仕事関連の皆様には先にご報告をして通常運転に戻って時間が経っていること、幸い濃厚接触と定義された方は同居家族を含み全員が陰性で発症していませんでしたので投稿に至りました。
(リアルタイムの投稿ではありません。)

まずは症状と治癒について。

【コロナの症状】

主な症状は37℃から最高38℃の熱が上がったり下がったり、だらだらと10日ほど続きました。
風邪よりは少し長い発熱だけだったという印象です。2009年に罹患した新型インフルエンザの方がずっと重く、あの時は39℃の高熱が出て、薬を飲んだにも関わらず熱が上がったり下がったりしました。

コロナでは熱が一気に上がった時には全身筋肉痛、息をすると胸や肺に刺すような痛み、左目の奥の鈍痛や食欲不振などはありましたが通常の発熱の時の症状と同様です。咳は時折出るか出ないかという状態。

発熱から8~9日ほどして熱が下がってから匂いと味が通常の半分くらいになり、その味覚嗅覚異常も10日ほどで解消されました。酸素血中濃度は自前で所持していましたが行政から測機器の貸与があり発病期間中に図っていました。SpO2は期間中は98%でした。94%以下で重症と定義され入院となると言われています。熱と酸素血中濃度、症状の報告は行政からのアプリで毎日2回自動的に体調を入力してモニタリングを受けていました。入力を忘れるとすかさず行政から確認の電話が鳴ります。

今思えば長引く風邪程度なのですが「いつ重症化するかわからない」と言われているコロナなので熱が38度まで行ったり来たりが長く続くタイミングではどうなるのかリアルに怖かったです。

治療については発熱のみで軽症の部類でしたので自宅療養かホテル療養の2択でした。

【コロナの治療】
PCRを紹介してくれたクリニックからのお薬は処方がなく自然治癒で9日間ほどで平熱に戻りました。(普段から生活に取り入れているプロテインと大量のビタミンC摂取を含むビタミン療法は行いました。)

陽性が確定して行政からはアパホテルでの療養を勧められましたが「自宅・宿泊療養のしおり」にホテル療養の条件として「狭い空間でもストレス耐性があり療養できる方」と2か所に狭い空間、と書かれていたこと、食事の支給がお弁当3回では栄養が足りない、そもそもその時点で食欲がなくなり卵おじやを食べるのが精いっぱいだったこと、すでに陽性が分かったのは発熱から7日が経っていたこと、そして家族が『今更という感じもするし、自宅にいたほうが顔も見れるし安心』といってくれので自宅療養を選びました。

因みにホテル療養だった場合の費用は食費・宿泊費共に無料です。今思うと家族への感染リスクや自宅待機の期間の影響を考えるとさっさと宿泊療養しておくべきだったというのが唯一の後悔です。

ここからは問題提起。

【問題定義】

  1. 感染経路が不明
  2. PCR検査にたどり着くまで 
  3. 芸能人や要人との検査・入院・隔離の格差
  4. 濃厚接触者の定義とハレーション
  5. 日本のマスコミの在り方
  6. 無症状で検査結果「陰性」の必要以上の自宅待機について

【1:コロナの感染経路】

通っているジムのスタッフ2名が発熱した日に私もジムにいました。ジムが突然臨時休業をしてそういえば少し熱っぽいかも?と感じましたがまさか自分が感染しているとはつゆに思わず、その数日後に突然38度の発熱で初めて「もしや、、」と疑いました。この季節に熱を出すことはなかったからです。

ジムでは私も含めた全員がマスク・消毒・検温をしていましたしマスクを外して15分以上、1メートル以内で話すという「濃厚接触」の記憶はなく、保健所もジム側も「濃厚接触者なし」という判断でした。わたしは個人事業ですので通勤もなく、感染ルートはそこしか考えられないという状況です。

コロナを発症した会員が他にも5名ほど確認されていてジムは1か月ほど臨時休業を続けていました。誰もがおしゃべりをする空間ではありませんので飛沫感染ではないだろうと個人的には考えています。空気感染もアメリカのCDC保健機構が認めたと聞いているのでおそらく空気感染かと。

その後保健所の見解では、ジムでの感染ではなくスタッフ2名と6名の会員はそれぞれ別のところで感染しただろうとの判断で、再開後は使い捨てのビーニール手袋をしてトレーニングをすることになりました。保健所の「ジムでの感染はなし」という見解ではあったにもかかわらず更なる細かい消毒マスク、手袋着用は「本当に必要なのか?」という問いを立てています。

【2: PCR検査を受けるまでのこと】

PCR検査を受けられたのは発熱から6日後でした。
高熱の出た夜にビタミンCを大量に(5gを30分毎に熱が下がるまで摂取)飲んだところ熱が37.4度まで下がったのでまさかコロナだとは思わずに自然治癒でいけそう、と考えていました。

家族が職場、バイト、学校に連絡を取り始め、先方から検査結果が分かるまで自宅待機というメッセージが届き始め、「感染の白黒をはっきりしないと社会的な活動はできない」と実感しPCRを受けさせてもらうよう翻弄しました。

いくつもの医療機関に電話をし、「コロナは扱っていません」と5軒ほどたらいまわしになり保健所からは「ジムでは濃厚接触ではないので一般の医療機関を受診してください。その医者が検査の必要ありと決断したらその医療機関を通じて検査の予約をして」と言われました。

誰にも診てもらえないという不安な一夜を過ごし、新規で医者を開拓。「ジムで陽性者が出て発熱が続いている。保健所で濃厚接触者ではないと言われていないので一般医療機関を受診を勧められた。診てもらえるか」と聞くとすんなりOKをいただき、心から安堵しました。

予約が取れた医療機関ではレントゲンを取り、所見なし、脇の体温計では移動時に汗もかいていて35.7℃、指先の酸素濃度は99%という良好な数字をたたき出してしまい、とりあえず血液検査で様子を見ましょうというお医者様を口説きました。「発熱が4日以上続いていて、陽性・発症者の出たジムに行っているんです」と伝えたところ保健所に回すガイドラインを読んでもらうことができました。

検査につながるガイドラインはレントゲンの所見があること、酸素濃度が94%以下、など2つ以上の項目に該当しなくてはいけないとのことでした。発熱4日はクリアしましたが、客観的なデータが超健康だったので、唯一主観的に訴えられる「呼吸苦」を伝えたら保健所に回してくれることになりました。強くお願いしないとPCR検査は受けられない状態です。感染に気が付かない「風邪」の患者は多く市中にいることは想像に難くありません。検査はすぐにやってもらえないので検査の前に重症化の症状がでたら迷わず救急車を呼ぶべし。

話しを元に戻すと週末だったこともあって公費でPCR検査を受けられたのはクリニックを受診した2日後です。長い2日間でしたがジムの会員の中では一番早くに動いたようです。その後一旦ジムは再開し、すぐに感染者の続出で臨時休業になりましたので。

自費でPCRを受けると33,000円から40,000円が相場と聞いていますが公費の場合は諸費用の2500円と用紙に書いてありました。他にクリニック受診代合計3500円ほどでした。
公費でPCRを受けられる場所は口外しないことになっています。

【3: 芸能人や要人との検査・入院・隔離の格差】

同じ時期に何人かの芸能人が発熱した次の日にPCRを受けて入院までした、という報道を見て複雑な気持ちになりました。その家族も一緒に入院だと、家族全員が自宅待機の期間が最短(9日間)で済みます。一般の半分以下のスピードです。

自治体によってはいまだに陽性判定だけで入院ができるようで、何かあった時の安心と待機期間短縮の観点で芸能人と家族のニュースは羨ましかったです。ただ個人的な見解として①無症状の陽性者の入院は防護服やマスク消毒液などの医療資源の無駄遣い、②重症患者を診きれなくなるという医療崩壊につながる、という二つの観点で反対です。

【4: コロナは「社会的には」ただの風邪じゃない】

3月からいろいろな報道、文献、専門家たちの意見などを総合して、自称健康オタクの見地から基礎疾患を持たない60代以下には「コロナはただの風邪に近い」という意見にどちらかというと賛成していました。実際にコロナの症状は少し長引く風邪程度でしたが社会的なインパクトは「ただの風邪」ではありませんでした。

発症から2日さかのぼって会食をした友人たち、スパのセラピストや、自宅を訪問しておしゃべりをした友人ご夫婦とその方たちを取り巻くご家族ご関係者が「濃厚接触」と定義され大変な心配と迷惑をかけてしまいました。

都市をまたいで連携するため保健所からの連絡にはタイムラグが発生しますので友人・関係者に先に個別に連絡をしました。その結果、念のためにご自身はもちろんご家族も自主的に自宅待機される、店を閉めるなどの報告を色々といただき、「風評被害が」、とか「先の生活」が、とか、「いつ感染したのか?」とか次々に届くメッセージは、状況確認や、驚いた気持をそのままポンと渡されただけなのですが、話題のコロナ感染で発熱をしてその事実で十分に参っていたので、それぞれの対応が段々と追い打ちをかけられているようにつらく感じ、「死んでお詫びしたい気持ちです」と伝えるほど、精神的に追い詰められました。

こういう社会的なインパクトのことを「ハレーション」というと行政の方がおっしゃっていました。ハレーションを避けるために濃厚接触者を正直に保健所に伝えない患者もいるそうです。ハレーションは良い悪いではなく、無意識に起こってしまうことだからこそ問題提議としてこの場を借りて紹介しました。「差別」も同じですが、無意識だからこそ、では正しい知識を教育するのか、などの「では何をするか」の視点を持つことが大切です。

『濃厚接触者』を特定するメリットは対象者が行政のモニタリング下になることです。少しでも体調に変化があった場合は速やかに検査・病院につないでいただけるという点だそうです。わたし自身はPCRにこぎつけるのに苦労しましたのでその点はせめてもの救いでした。「コロナがほんとうにただの風邪だった」と社会全体が言えるようなシステム・認識に早くなってほしいと切に感じた経験でした。コロナはインフルエンザと同じ指定感染症第5類にしてほしい。感染者・死亡者を毎日発表するマスコミ、その一方でGOTOで外出して消費を促す政策。私たちは果たして何が正しいのか、もはや自分で考えて行動するしかないという状況です。

ここであえてお伝えしたいのは「濃厚接触者」の定義です。発症した本人とマスクナシで一定時間直接的な会話をした人が「濃厚接触者」です。患者と会ったことがないその家族は「濃厚接触者」ではないので私の住む地域、ヒヤリングした範囲の多くの地域では濃厚接触者の家族の自主的な自宅待機は必要はないようです。

因みに厚生労働省のアプリは全く意味がないです。登録には発行されるIDが必要とのことですが、IDは聞いていませんので登録が出来ませんでした。仮に登録ができたとしても自宅待機の期間が長く、誰とも接触する機会がないこと、発症から14日間もさかのぼって接触情報を告げるなんてハレーションを引き起こすきっかけにもなります。保健所の濃厚接触者の定義は発症から2日間さかのぼってマスクナシで1メートル以内にマスクなしで15分以上話すこと、という定義を比べるとアプリの14日間さかのぼる、には一貫性がありません。

【5: 日本のマスコミの責任】

特に日本のマスコミの報道の責任は重大だと感じています。コロナ発症の期間に毎日連絡をくれていたオーストラリアの友人の話によるとオーストラリアのメディアでは、繰り返しコロナの最新実情や、かかった場合はどうするか、患者にどう反応するべきか、などを毎日数時間放送しているそうです。要は国民がコロナに対してどう対応すべきか明確なメッセージが伝わっているそうです。

日本のマスコミの死者何人とか、ワクチンがどうの、というある意味当事者意識を持ちづらい報道とは雲泥の差があります。

「コロナはただの風邪」という論争はあまりにも乱暴です。症状自体はその通りなのですが、社会的な仕組みを変えない限り、国民の意識としてはただの風邪にはなりえません。そこまでを含めて「ただの風邪」と言えるような社会になることを切に願います。


【6: 家族のこと】

「ホテル療養じゃなくて自宅にいていいよ」と寛大に受け入れてくれた家族に一番迷惑をかけました。自宅待機の期間が3週間以上となってしまったからです。 トイレや洗面所を分けたりということは物理的に難しく、気を付けたのは寝室を分けることとお手洗いの後に毎回の消毒と掃除でした。それでも家族は全員無症状で検査結果も陰性でした。 

家族の自宅待機が3週間以上となった理由は患者と一緒に生活空間を共にしている限り、発症から10日で自宅待機解除ができるのは患者本人のみで、家族は更にその後2週間は感染源になりうる可能性があるという見識だからです。先に書いた芸能人のケースでは、家族も一緒に入院したので9日間程度で退院しています。

無症状で検査結果が陰性の場合の14日間の待機は法的強制力はないと仕事の取引先の社長に聞き、娘の学校に「もう3週間近く元気で、陰性で無症状で家にいるので学校に通わせてほしい」と打診してみました。

『個別対応しません』との返答でガッカリしました。検査結果『陰性』の意味が全くない状態で社会から学びから3週間も分断されるような制度は見直すべきです。

途中ピリピリすることはあったものの、基本的に家族はみんなおおらかな性格なので一つ屋根の下3週間、それぞれが家でできることを見つけながら家事なども手伝ってくれて助かりました。家族間の意思疎通が今回のコロナを乗り切る最大のポイントでした。使命として「コミュニケーション」を伝え続けようと改めて原点に立つことが出来た体験でもありました。家族は大切です。

【最後に】

ジムでは濃厚接触でない私が発病し、
濃厚接触と定義された友人知り合い家族は無症状で検査結果は陰性で元気。

そう考えるとコロナは感染力がそれほど強くないのか、少なくとも飛沫感染ではないというのが今回の実感ですので濃厚接触の定義を含めコロナの情報はまずは疑いましょう。

また薬があるインフルエンザや肺炎などの疾患でさえ死者は毎年同等数でています。薬がないと言われているコロナですが、熱や咳や頭痛などの症状の対症療法のお薬はたくさんありますので70歳未満で健康な方であれば必要以上に怖がる必要はないという意見には賛成します。これから冬になりコロナは皆さんの身近にもっとなっていくと思われますので参考になれば幸いです。

(この投稿はハレーションを避けるためリアル投稿ではありません。よかったらイイね!などのリアクションやコメントを残していただけると励みになります。)

長女が発症して落ち込んだ私を見て花束を買ってきてくれました。私の好きなオーストラリアの草花が盛り込まれていた愛がこもった花束でした。

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