【立命館アジア太平洋大学入学式その2】

2つ目はAPUの入学式についてである。午後1時半から挙行された入学式は、APUのキャンパスではなくて別府市内の「ビーコンセンター」というシビックホールで行われた。90か国からの留学生を誇るAPUの入学式はまるで「国連の祭典」とか「オリンピックのオープニング」のような多様性と明るさとエネルギーを感じられる。在校生のパフォーマンスや卒業生からのビデオメッセージなど、「在校生が作り上げた新入生のための入学式」であった。

出口学長の話は、3つのメッセージが込められていた。一つは18歳19歳という年齢について。学びのピークで、この年齢までに学んでおけば将来、学び続ける大人になるということ。その為には自由と責任を学ぶこと。2つ目は在学時代に夢中になれることを見つけること。中々見つからないという人の方が多数だと思うが焦る必要はなく、失敗を恐れずいろいろなことにチャレンジをしてほしいという話。3つ目は90か国の友人ができるわけなので、在学中に一度は必ずその友人たちの国に住んでほしいという、ポイントのわかりやすい、心に届くメッセージだった。出口学長のおススメ図書のリストも配布されていてイスラム教の聖典である「コーラン」なども含まれていた。

在校生代表の挨拶ではネパール人の2回生になる学生が流ちょうな日本語でスピーチをした。3つのキーワードがあり、在学中に、自分を超えること、自分を知ること、そして有意義な時間を過ごすこと、最後に失敗を恐れずにチャレンジすることについて自身の体験を交えて話していた。
スピーチは日本語の時には後ろに英語の字幕が、英語のスピーチの時は日本語の字幕が流れるような仕組みだった。別府市長の来賓スピーチでは、ラグビー世界大会の練習地として別府市にNZオールブラックスやオーストラリアなどの強豪チームが合宿をすること、そしてそのお手伝いや運営にAPUの学生を戦力として期待しているような内容だった。因みに別府は人口比率で言うと日本一留学生の受け入れが多い都市だそうだ。入学式は30分余りで終わり、次の一時間半は、在校生による歓迎パフォーマンスであった。

日本人のパフォーマンスは和太鼓やねぶた祭り、順に中国、韓国、タイ、インドネシア、ベトナム、などの生徒たちが踊りや音楽のパフォーマンスを繰り広げる。見ている方も、お祭りのような気分になってくる。’Welcome to APU!’、とメッセージをパフォーマーが発する度に会場が湧く。立命館なので関西のノリなのか、ここはもはや海外なのか分からなくなってくる。海外在住10年の私には懐かしい雰囲気の歓迎イベントだった。


式の最後に出口学長が再度現れ、出口起業塾第2期生募集のプレゼンテーションをしていた。保護者も参加してよいのなら、思わず手を挙げてしまいそうだ。肝心の娘だが、既に寮の留学生の友人たちと毎日楽しくやっていて、入学式も完全に別行動。大学の手配した直行バスで到着し、帰りもバスで帰った。式中の休憩時間に唯一記念撮影のために5分ほど会ったくらいで、入寮から会うまでの一週間はやきもきと心配をしていたのだが、今回の度で、安心と期待に変わったのは確かである。さて次は3番目のトピック、APハウス(国際学生寮)と別府の街についてである。
≫≫APハウスとは?に続く

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