「教育者のためのマインドフルネス」

2018年4月30日祝「教育者のためのマインドフルネス」早稲田大学
「マインドフル子育て」を立ち上げたのは昨年の夏。日々忙しい私たちの思考は過去に未来にと行きがち。数年前から学びの場で見聞きし始め、自らも学びに行き、実践してきました。自らの五感を研ぎ澄ませて「今」に集中し、「怒り」や「不安」や「恐れ」などの感情に気づき、感情と共に呼吸をすれば痛みがなくなっていく、自らを抱きしめてなだめることができます。「心」を体に戻すことを子育てにも人育てにも広めたいという思いで始めましたので、教育者のためのマインドフルネスが母校で行われると知って真っ先に申し込みました。日々「今」を意識することを心がけてきたつもりでも、改めて自分と向かい合える一日の終わりには新しい学びと発見がありました。

一日のプログラムは「歌の瞑想」、海外のプラムビレッジから来た僧侶による講和、「歩く瞑想」「食べる瞑想」「リラクゼーション」と「シェアリング」でした。「瞑想」、、と名の付くものの、実はすべて私たちの日々、身近にある行動の中で少し意識すればできることばかり。特別な時間を取る必要はありません。心がここにないことにあまりにも慣れている私たちはまずは「呼吸をすること、Breath in(息を吸う) Breath out(息を吐く)」ことを体で感じるように歌いました。

「意識の在り方」は学校では習うことではないので、私たち大人が実践をして子どもたちに見せていく必要があります。例えば、かーっとなった時に怒鳴ってしまったら、それは子どもに「怒りの対処法は怒鳴ることだ」と教えていると同じ事。少し離れた空間に行き、怒りと共に呼吸をすると、自分の本当の感情がわかってきます。怒りの種は、落胆やもしかしたら孤独な気持ちだったかもしれません。その一次感情に気が付けばもう怒鳴る必要がなくなります。私たちはこの不快な感情と向かい合えずについ「過消費」という形で食べ過ぎたり、ネットを過剰に見てしまったり、お酒や買い物に走ってしまったり。自分の心に気が付くためのおススメ方法は一日が終わった後に、呼吸に集中してみること。「自分にとって大変な一日だったのは上司に嫌なことを言われたから、息をつく暇がないくらい忙しかったから」などと内側の傷つきに気が付き、今までこういう風になるまでにどういう風にしてきたんだろう、、とその原因を知ることもできます。

講和では、人は「食べ物無しでは生きられない」という話でした。食べ物、、というのは「うつ」「怒り」「喜び」などの感情を強化する「源」のこと。その感情や状態に至るまで、自分はどんな「FOOD=源」に出会っただろう?と考える。「音楽」に出会って、どんな「会話」をして、どんな「人たち」と一緒にいただろう?その源が不快であれば断てばいい。逆に喜びをもたらす「源=Seeds」はどんどん周りに集める。元気な人の周りにいる。笑い声と共にある。笑顔は私たちが簡単に他の人に与えることができる「Food」であるのでどんどん笑顔になろう!今の状態になるまでに、どんな「Food」とあなたは出会ってきましたか?

「食べる瞑想」の時間は15分間、しゃべらず、ひたすら食べ物を五感で味わいゆっくり頂く。命に感謝しながら。マクロビのお弁当は「亀戸升本」の仕出し弁当。一つ一つの素材が生きた植物性素材を使った天然調味料のみのお弁当。いつもはあっという間に食べ終わってしまうのに今日は30分くらいかけても食べ終えることができませんでした。

「歩く瞑想」の時間は戸山公園へ。一歩踏み出す度に息を吸って、息を吐く間に3、4歩進む。足の裏に地面を感じて、季節の匂いを嗅いで、新緑の美しさに目を奪われゆっくりゆっくりと。戸山キャンパスを降りる坂で思わず涙がこぼれそうになりました。心を失っていた自分に気が付き、今この瞬間が愛おしく感じられたから。

昼食後のリラクゼーションでは僧侶がギターで歌を歌い続ける中、リラックスして横たわる私たち。45分後に起き上がって足元を見たら、靴下の右と左が違うではありませんか!日々マインドフルを実行していると思っていた私でもきっと今日の朝は、思考がどこかに飛んでいたに違いない!わざわざこういう日に間違えるということは「今」を感じて生きることへのサインだったのでしょう。マインドフルは特別な時間を取らなくても少しの心がけで行える。僧侶の一人は歯磨き中に5分間実践しているとおっしゃっていました。日々の積み重ねで私たちは「心と体が一致すること」マインドフルネスを学んでいきます。お湯を沸騰させるには火をつけ続けなくてはいけません。一分火をつけてまた消して、また火をつけて、、、の繰り返しだと中々お湯は沸きません。学びも一緒です。「ああ、いいお話だった」で終わるのではなくて日々の中に実践を入れていく、学び続けることで体得していくのだと思います。何事もPracticeが大事だということです。

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